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水戸街道4 中貫宿→堅倉宿

黄門様が歩いた、五街道に準ずる脇街道の水戸街道。水戸徳川家・沿道周辺の諸大名などが頻繁に往来した茨城県の大動脈、一八宿二十八里を夫婦で歩きます。


2022.05.28

1.スタート地点まで

雲ひとつない快晴…
いつもの電車

雲ひとつない快晴!嬉しいですが、街道歩きでは暑さと紫外線が1番体力を消耗するので、微妙な天気です。

京浜東北線
武蔵野線
常磐線各駅停車
常磐線快速
利根川
土浦駅コンビニご当地コーナー

4つの電車を乗り継いで土浦駅に到着。
水色→橙→緑→青、真横から撮影して並べると綺麗ですね。

朝食会場
大好物たまごサンド
サイクリスト天国のビル
水色は自転車の導線
コンビニ内も通行可

土浦駅ビルのタリーズで朝食。
市がサイクリングでまちおこしをしているのは知ってましたが、なんとこのビル全体が、自転車が入れるように作ってありビックリ。ここまで本気でやっている自治体、なかなかない気がします。

2.中貫宿

バスでスタート地点へ
本陣前からスタート
見学は門まで
中貫宿本陣説明看板
大きな植木と古民家

中貫宿の中心地は、国道6号から100メートル位奥にあるのですが、そこだけが別世界。
街道を歩いていると、そこだけ切り取られたような別世界に遭遇します。
中貫宿がそうでした。

立派な門と庭木
理髪店サインポール
立派な門
緑の屋根の古民家
寄棟屋根の古民家
寄棟屋根の古民家

門・庭木・主屋、お寺のように綺麗に手入れされたお屋敷がたくさん残ってます。

土浦中貫郵便局
中貫宿町並みを振り返る
石碑
サイクリスト目線の標識
サイクリスト用標示
これよりかすみがうら市

3.稲吉宿

関鉄グリーンバスバス停
厳島神社
清水公民館
ENEOS千代田
寄棟屋根の古民家
寄棟屋根の古民家
石蛙
須田うどん
東京から71km
珍しい、ドミノピザのイートイン?
茨城のご当地チェーン、山岡家
埼玉ご当地チェーン、山田うどん
木のアート?
ENEOSセルフ千代田

茨城と埼玉のご当地チェーンが、立て続けに現れます。山田うどんは日光御成道を歩いているときに立ち寄れました。
次回で水戸街道を歩き終えるのですが、山岡家には行けるのでしょうか?全てはタイミングとご縁です。

石碑
下稲吉一里塚全景
下稲吉一里塚表札
横道に逸れます
綺麗な風景

下稲吉一里塚、登るとそこは民家の庭でした。国道から逸れて、長閑な癒しの道に入ります。

坂を登り稲吉宿に
刀工渡辺家
刀工渡辺家
稲吉宿の町並み
本陣の門
本陣の主屋
稲吉宿本陣説明看板
木村家住宅
木村家住宅説明看板
木村家住宅石碑
木村家住宅全景

稲吉宿本陣や木村家住宅などが、現役で使われているところに、何か凄みを感じます。門から垣間見れる、お屋敷の中を想像する方が、楽しかったりもします。

千代田七会郵便局
重厚な古民家
重厚な門
香取神社
独特な鳥居
香取神社石標
手水舎
拝殿
句の石碑
石碑の説明文、よくわからない…

4.農業王国

稲吉宿の町並みを振り返る
理髪店サインポール
宿場町が終わり、下り坂に
野いちご、美味しく頂きました!
れんこん畑
水田
おたまじゃくし
天の川

土浦のれんこん畑を楽しみに歩いていたら、いつのまにか過ぎてしまい、忘れた頃に現れました。
水田でおたまじゃくしを探しながら小休止。こんなひとときが、1番思い出に残ります。

千代田庁舎
栗の木
れんこん畑
小さな鳥居
梅の実

茨城県は北海道に次ぐ農業王国、作物の北限と南限が重なり、ここ旧千代田村は県内屈指の果物の産地。

坂道を登り
坂の上には、綺麗な町並み
立派な門
どこまでも続く塀
力強い門
長屋門のお屋敷
長屋門正面

この付近は宿場町ではありませんが、立派な屋敷が多く残ってます。
間の宿だったのでしょうか。

梨・芋・栗の、からたち園
観音寺
立派な門と美しい庭園
廃寺
町並み
なまこ壁の蔵
なまこ壁の蔵
なまこ壁の蔵
立派な門と見事な庭木
マンホール
谷口果樹園
木村果樹園

見応えのある屋敷と蔵が続いた後は、果樹園が続きます。街道らしい美しい町並みでした。

5.インターチェンジの一里塚

馬頭観音と二十三夜塔
街道歩きの天敵、インターチェンジ
インターチェンジに一里塚⁈
千代田の一里塚
石碑の下に、恵比寿様の面
一里塚を振り返る
国道から左に逸れます

街道歩きの天敵インターチェンジ。
遠回りさせられる、車のスピードがとにかく速い、景観悪い、空気汚い、言い出すとキリがありません。
千代田の一里塚はインターチェンジに抗議するかの如く、インターチェンジの真ん中に仁王立ちしてました。

ここは市川
馬歴神
宮崎駿作品風建物
ENEOS石岡インタープラザ
石の祠
立派なゴミステーション
長屋門
鯱鉾のある家
不思議な"貸"の字

石岡は石の産地、だからなのか石の祠がありました。さぁあと少しで府中宿です。

6.筑波山

いにしえの街道を想って
街道の歴史
旧恋瀬橋
旧恋瀬橋説明看板
石岡市に入ります
恋瀬橋
恋瀬川
筑波山

ようやく筑波山が見えました。女体山・男体山の二つの峰からなる山、日光道中を歩いていた時は、反対側から眺めていたので不思議な気分。

国道から左に逸れます。
石岡市国府
更に左の脇道に
いい感じ
家の間に神社
マンホール
消火栓
巨大な入母屋屋根
石岡守木町郵便局

府中宿に入ったはずなのですが、そんな雰囲気ではありません。嵐の前の静けさなのか?

7.府中宿

守木町郵便局
奥に長く続く商家
髙野菓子店
柏餅を購入
NTT石岡(国府)
金刀比羅神社
金刀比羅神社説明看板

NTT石岡の看板に(国府)の文字が、国府が置かれた地域としての、プライドなのかもしれませんね。

丁子屋
丁子屋説明看板
中藤精米
なんか凄いぞ!
福島屋砂糖店
久松商店 十七屋商店
すがや化粧品
東京庵
二階建ての白壁蔵
鼠色の蔵
蔵の三連扉

いやぁ凄かったです。
江戸・明治・大正が入り混じった町並み、廃れた感じは全くなく、写真に撮りきれない建物が沢山ありました。

町並みにお別れ。
右折します。
木壁の家
安産不動尊
沖縄の赤瓦風の社殿
常磐線
七重塔と筑波山

府中宿を抜けた後は国道6号と並走。
あとは水戸までほぼ一直線、単調な道でないことを祈ります。

8.水戸街道愛

日本橋
千住
新宿
松戸
小金
我孫子
取手
藤代
牛久
荒川
中村
中貫
稲吉
府中

水戸街道の宿場が千住から府中まで、各地の木・花・名所と自治体のマークが、丁寧に歩道に埋め込まれてます。
街道愛を感じますね!歩いていて本当に楽しくて、夫婦で小学生の登校時みたいに、ひとつひとつ宿場町の名前を読んでました。
同様の歩道埋め込みのオブジェは、中山道の蕨宿と深谷宿の歩道にもあります。

石岡の一里塚
石岡の一里塚説明看板
二代目榎木
味のある看板
コバンソウ
湖水洗管室マンホール

石岡の一里塚。
両塚残っており東塚の榎木は、2008年の台風で倒れ今は二代目が活躍。初代は長きに渡りこの地で、旅人を見護ってきたのですね。


9.珍来の故郷

ENEOSセルフ石岡
バス停集団
セイコーマート
沖縄の古民家みたいです。
長閑な街道
木造不動明王
社殿

西に常磐線、東に国道6号、ちょうどその中間を暫く歩きます。天敵の鉄道と国道から離れる、近代文明に汚されていない、街道としては最高の区間。

鬼瓦
長屋門
道標、水戸・土浦の文字が
ゴミステーション
れんこん畑
園部川
竹原坂
茨城空港が近いです
筑波山
昼食会場
らーめん珍来
もちもち麺

昼食はご当地ソウルフードの珍来。
入口の覚を読んだら、創業者はここ小美玉市の出身、なんか得した気分!

10.竹原宿

国道6号に合流
理髪店サインポール
鯱鉾のあるお屋敷
竹原バス停
寄棟屋根の古民家
立派な門のあるお屋敷
寄棟屋根の古民家
竹原郵便局
立派な植木があるお屋敷
国道6号おにぎり
大谷石の蔵
小美玉のご当地スーパーかめだや
寄棟屋根のお屋敷

竹原宿に入りました。
国道6号沿いのため落ち着いて歩けませんでしたが、国道沿いにこれだけのお屋敷が残っているのは、凄いことだと思います。おそらく商家ではなく農家だからかもしれませんね。
黒い瓦の寄棟屋根が、街道を彩ってます。

背の低い鳥居
朱色の祠
地蔵と馬頭観音
農機具買取 農キング
メロンロード
カラオケスタジオ 石岡テープセンター
左に寄り道し温泉へ!

11.堅倉宿

赤子を抱く石仏
じゃがいも畑
栗畑
蛇の穴
温泉会場

街道から少し逸れて温泉会場へ。最近の街道歩きは、最後に風呂に入らないと終わらなくなってきました。

芸術的なじゃがいも畑
竹林
連結トラック
そば処たむら
横道に逸れます
meiji茨城工場
おみたん号バス停
小美玉市役所
小美玉市地図
帰りのバス
なんと土日祝は1日2便
石岡駅
アートフルな石岡駅
土浦駅で寝台列車カシオペアに遭遇
高浜駅ホームからの夕陽


温泉の後はのんびり堅倉宿まで歩き、運良く1日2本しかないバスがあり、なんとか帰宅できました。
次回で水戸街道とはお別れ、寂しくなります。


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