リーダーとしての在り方に影響を与えてくれた本
こんにちは。
「難しい」を「易しい」に変える 深谷百合子です。
今日は、管理職になってまだ間もない頃に出会った本をご紹介します。
当時私は、リーダーとしての自分に自信がなく、どう振舞えばよいのかわからなくて悩んでいた時期でした。
この本を読んで目の前がパーッと開けたような明るい気持ちになったのは、今でも印象に残っています。
そして、自分のリーダーとしての在り方に「軸」ができた瞬間でもありました。
その本はこちら
青木安輝(著)
『解決志向(ソリューションフォーカス)の実践マネジメント』(河出書房新社)です。
この本を読んだのは15年ほど前。
当時私は、急に30人ほどの部下を抱え、毎日右往左往していました。
経験の浅い若手が中心で、なおかつ今まで外注していた仕事を自分たちでやることになり始めた時期。
ちょっとしたポカミスによるトラブルが頻繁に起きていました。
製造業ではトラブルが起きると「なぜなぜ分析」を行い、真の原因を追究し、再発防止を行う「問題解決手法」がよく取り入れられています。
私たちもトラブルが起きるとなぜなぜ分析をしていました。
でも、勘違いとか操作ミスとか、人が原因のトラブルのときにこのなぜなぜ分析をすると、「犯人捜し」のような感じになってどうにも息苦しい。
そんなときに出会ったのが、この本でした。
「従来の問題解決手法は、物やシステムに関する問題にはとても有効です。でも、人や組織の問題には向きません。何が悪かったのか? ではなく、どうなったらいいか? という視点で考えることが大事です」
この言葉が胸に突き刺さりました。
同時に、「この視点で部下と関わることなら私にもできる」と勇気が湧いてきました。
それ以来、この言葉は私にとって「リーダーとしての在り方」の大切な指針となりました。
このときのことを詳しく書いた記事があります。
↓ ↓ ↓
「なぜなぜ」は人に使ってはいけない
天狼院書店の記事アクセス数週間グランプリ1位になった記事です。
きっと同じように悩んでいる人が多かったからだろうなぁと思います。
本と合わせて、ぜひ読んでみてくださいね。
それでは、また。
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