退職する部下へ中国語で「贈る言葉」を
今日はLINEで配信した記事を紹介したいと思います。
中国では転職は珍しいことではなく、私の勤めていた会社でも人の入れ替わりが多かったです。
日本だと、送別会を開いたり、退職する人が挨拶に回ったり、メールで「退職の挨拶」を送ったりしますが、中国ではあまりそういうのはありませんでした。
最近あの人見かけないな……と思っていたら、知らない内に辞めてた みたいな感じです。
※自分の勤めていた会社しか知らないので、他の会社は違うかもしれませんが(^_^;)
結構ドライなんだなーと最初はビックリ。
「結構仲良かったつもりだったんだけど、何にも言ってこなかったなぁ」と、ちょっとショックだったり(苦笑)。
そのうち、「まぁそういうものなんだな」と思うようになりました。
そんな感じなので、
「実は今月末で退職することになりました」と、わざわざ挨拶に来てくれると、何だかとても嬉しかったものです。
昨年6月、よく一緒に現場で仕事をした部下が転職で会社を辞めました。
その2週間程前、現場から事務所に一緒に戻る際に、「実は今月いっぱいで退職するんです。本当にお世話になりました」と言ってくれたのです。
その気持ちが本当に嬉しくて。
彼が退職するとき、少人数でしたが一緒に汗を流した仲間達と一緒に食事会を開くことにしました。
その時に、どうしても自分の言葉で激励したかったのです。
それで、通訳の力も借りながら原稿を書き、音読練習を何度かして、当日はちょっとつっかえつつも、何とか自分の気持ちを伝えることができました。
その時の「贈る言葉」をこちらに載せますね。
侯工,你从2016年开始参加成都项目。你还记得吗? 那个时候,我们还在开发区的办公室,我们只有十几个人。快要三年了。这个项目开始以来压力一直很大,所以真的辛苦你们了。
侯工,你的离职,我心里很遗憾,但是同时我们想祝福你,希望你前途光明。我相信新的工作环境能让你成长,新的挑战会更加提高你的能力。大家都这样想,对不对?
那大家准备好了吗? 为他的远大前途,干杯。
抑揚や間の取り方は、色んな動画を見ながら研究しました。発音を気にするあまり棒読みにならないよう、感情を込めて伝えられるように。
感謝やねぎらいの気持ちを、直接伝えることができて、とても嬉しかったです。転職する彼も、喜んでくれました。
皆さんも、一言だけでも、身近にいる人に自分の言葉で声をかけてみませんか?
きっと喜んでくれると思います。