意志の強さ、弱さを決めているものとは
こんにちは!
自分の人生に革命を起こす
「新世界」をつくる深谷百合子です。
先日友人に教えてもらった講演会に
参加しました。
その名も
『勝海舟から学ぶ!
目標を達成する脳の使い方・心の育て方』
勝海舟と言えば
江戸城無血開城の立役者。
官軍・幕府軍を超えた考え方で、
どうあるのが日本の未来にとって
最も望ましいのかを考えた人。
その勝海舟の「脳の使い方」を
脳科学の視点から解説して下さったのは
『科学的に幸せになれる脳磨き』
の著者である脳科学者の岩崎一郎さんです。
どのお話も興味深かったのですが、
特に印象に残ったお話がありました。
それは
「意志力」についてのお話です。
1.意志が強い人は脳の使い方が違う
勝海舟は禅や剣術の修行にも
励んでいたそうです。
極寒の中でも
修行を欠かさなかったそうです。
端から見ると
辛いことを我慢しているとか
苦しいのを耐えているように見えます。
よほどの強い意志があるのか
はたまた
苦しいのを我慢することで
意志力が鍛えられていくのか
と思ってしまいますが
実は「脳の使い方」が違うのだそうです。
つまり、意志の強い人は
目的や大義名分を覚えておく脳の回路の
活性が高いそうです。
我慢して耐えているのではなく
いつも目的・目標を意識して、
そのためには? と行動するから
意志が強くなる回路が
鍛えられていくということ。
周りからは
我慢して努力しているように見えても
当の本人は
目的があるから苦労を苦労と思っていない
ということなのだそうです。
とここまで自分で書いて
「ギャー、耳が痛い!」です。
ダイエットしているのに
つい甘い物を食べたり
寒いから今日は運動するのはやめとこう
みたいな意志の弱い私です(汗)
ただ、ここまでの話を聞いて思ったのは
意志が弱いのは自分がダメなのではなく
目的をどれほど意識できているか
というところがポイントなわけで
もし今まで何かが続けられなくて
意志が弱いと思っているのなら
目的の設定に問題があるのかも
しれないなと思いました。
それって本当に達成したい目的なのか?
とか。
すると、
更に強い意志力を発揮させるものがある
というお話が出てきました。
2.強い意志力を発揮させるのは「大義名分」
目的を意識する時に働いているのは
主に脳の前の方にある部位。
更に強い意志力を発揮させるのは
別の部位。
大義名分のある利他が腑に落ちていると
更に意志が強い脳になるのだそうです。
つまり
人の役に立ちたい気持ちとか
自分のいなくなった後の未来まで
意識すること。
「使命」という言葉に
置き換えられるかもしれません。
でも、
この「大義名分」
なかなか見つからないから
苦労するんですよ・・・。
そう思って、思い切って質問してみました。
先生からはこんな言葉を頂きました。
「すでに今までの人生の中に
大義名分って隠されているんです。
だから、まず自分の人生を振り返ってみる。
一見ネガティブな出来事でも
それをどう生かすか? という視点で
見てみることが大切」
そして、こんなアドバイスも頂きました。
「人の夢を応援するというのも
ヒントになると思いますよ」
まずは
自分が「この人を何とかしてあげたい!」
と思う「たったひとりの人」のために
具体的にどんな役に立ちたいのか
それを言葉にしてみることから始めてみる。
すると、
自分の大義名分に
近づいていけるのではないかと
思いました。
私も今年に入って
自分の大義名分が
「新世界をつくる」という言葉に
結晶化されました。
その自分として
ダイエットの目標も設定し直したら
ひょっとして続くかも?
などと考えております。
(ただいま人体実験中です)
それでは、また。
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