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自分の過去を癒やせるノート
ほんのちょっとしたことだけど
前進をはばんでいるものがあったりします。
それを紙の上で解決できたら、
しかも自分の力で解決できたら
いいですよね。
「書けない悩み」を抱えていたSさんは
幼い頃の自分を癒やすことで
発信することに勢いがついたそうです。
今日はそんなお話です。
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「時々ふと小学1年生位の頃の
ある場面が浮かんできていたんです。
教室の窓際の端っこの席で、
一人で居残りして
一生懸命に字を書いている幼い私。
展示会に出すため
画用紙に印刷した
大きなマス目の原稿用紙に向かって
字を書いているんです。
でもなかなか上手く書けなくて。
画用紙で消すと跡が残ってしまうから
一発で書かないといけない。
間違っちゃいけないし
先生も待っているし
プレッシャーを感じていたんです」
書いた作品は賞に選ばれたそうですが
「選ばれて嬉しかったという気持ちは
あまり思い出すことがないんです。
なぜか一人で字を書いている場面ばかりが
よく出てくるんです」
とおっしゃっていました。
Sさんは、
「もしかしたら、私はその時の自分を
癒やしたいのかも」
と思いました。
それで、その時の幼い自分に宛てて
1枚ノートに書いてみることにしました。
ノートに線を引き、
当時の自分に呼びかけながら
その時の自分の気持ちを
書き出します。
そして、今の自分から
幼い自分に言ってあげたいことを
書き出したのです。
「そうしたら、
幼い私は期待に応えたかったんだな
というのが分かったんです。
今までも何度か
私は子どもの頃から頑張ってたなとか
親の期待に応えたい自分がいたな
というのは感じていたのだけれど
今回初めて
その気持ちと小学生の時のその場面が
ブワーッと繋がったんです。
思うようにできなかった悲しさと
こんなに幼い時から
期待に応えたいという気持ちを
持っていたのだと気づいたら
幼い自分が愛おしくて……。
涙が出てきて癒やされました」
涙が出た後、
どんな心境の変化があったかをお聞きすると
こう答えて下さいました。
「こういう小さい涙が大事なんですよね。
ほんのちょっとしたことですけど、
人って意外と大きいブロックになっていたり
すると思います」
Sさんは
今の自分から
教室の端っこの席で
一生懸命に字を書いていた自分に
優しく3つの言葉を
かけてあげました。
「練習すること」
「楽しむこと」
「美しく書くこと」
すると、その言葉はそのまま
今の自分にも繋がってきたのです。
「ブログとか
上手く書けないと思っていたけれど
上手く書けなくても練習しようとか
楽しく書こうとか
仕上がりの良さとか
これからの発信に繋げようと思いました」
今まで画面を眺めているだけでは
浮かばなかったことが
書くことで繋がったと感じられたそうです。
カウンセリングや
ヒーリングを受けたわけではなく
1枚の紙を使って
たったの5分で
自分の力で癒やすことができたSさん。
方眼ノート【アドバンス講座】LEVEL1は
そんな力を持っているのです。
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「方眼ノート【アドバンス講座】LEVEL1」