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「みそみそうみゃあ」イラスト・動画編
ボカコレ2023春の課題(自称)である動画「みそみそうみゃあ」をアップいたしました。
この稿では動画用に描いたイラスト類について書きますが、まだ観てねえという不届き者はこちらをタップすること。
制作経緯についてはこちら↓に書き殴っております。
市営地下鉄MEIKO線
動画は楽曲ありきです。
2/26の番組収録(3/3オンエア)の直前、僕の作ったオケに、清水藍が初音ミクV4Xで「みみみめめめ」「みそみそ」「うみゃあ」「赤味噌で優勝」のフレーズを乗っけました。
このフレーズのインパクトが強すぎて、動画の方向性が決まってしまいました。
「もう不条理でいくしかないだろう」と。
トラックを作ってる時は「ミラーボールの下で歌うカッコいいMEIKOさん」を描くことも考えましたが、それはまたの機会にしました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100606732/picture_pc_fa067290d388a88f5bc9b95e865c1633.png?width=1200)
番組収録を終えて、頭がHOTなうちに作ったのはこちらの画像です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99579788/picture_pc_3539416acbbf62946d71aedbaf1bdf1b.png?width=1200)
もう「カッコいい」という選択肢なぞ微塵もありません。
地下鉄車内にした理由は、ドア開閉のトリガーでどんな画でも展開できそうなのと、MEIKOだけに「名古屋市営地下鉄"名港線"だろJK」ということです。
名港線2000系車両の扉付近をイチから作りましたが、スケールはめちゃくちゃです。まあ気にするな。
実際はドア枠に手すりがありますが、人物を置くと隠れるのでめんどくさくて割愛しました。
ダギャーとポメイコ
そのドア脇に置いた人物がこのふたり。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99893835/picture_pc_b6c5ec56bed0f28bdf6d725a726de3f7.png?width=1200)
ダギャー起用の声はリスナーさんから挙がってたので、その勢いでポメイコも起用しました。
これに乗じてで晴れて番組公式に格上げです。
ちなみにこのポメイコ、前日の2/25に「もしかしたら登板かも」との思惑もあって描き上げてました。
基本的なプロポーションは、ダギャーに倣いダヨーさんと同じです。
詳しくは「イラスト描いてみた」マガジンに描きます。読め。
セカイの車窓から
車窓の外は基本的にホームかトンネル内です。
まずホームはタイルを作ってパノラマ画像に仕上げました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99583861/picture_pc_686c5c40e94a6340ac688910a0a069e5.png?width=1200)
これを背景に置いて左へスライドすれば駅を出る画になるわけですが、加速でぼやけるまで動かすと、これでも長さが足りません。
画像制作アプリはいつものArtStudioProですが、作れる画像幅に限界があります。
そこで駅への進入カットは、この画像を左右反転し、動画制作アプリCuteCutProのレイヤー上で連結させました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99583973/picture_pc_7efdd12fd44f73abc222c3f07657a6b5.png?width=1200)
駅名標も適当なサイズで描いて、後ろのタイルとは別レイヤーで重ねています。
タイミング合わせに難ありですが、最大限の妥協。
そしてトンネル内は超シンプル。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99598268/picture_pc_64e8e15fe2d7feac393df88a596fe5ef.png?width=1200)
照明が右から左に動くだけなので、このイラストが動く動画を1カット作ってリピートしています。
再生スピードを変えれば加速・減速感が出ます。
このカットが気に入ったので、冒頭やクレジットの飾り罫線にも使用。
その他車外の背景には、商用フリー画像から銀河、名港線車両、赤だしの3点を使っています。
高画質過ぎて(アプリが)死ぬ
ここまではかつてないほどスムーズに進んだんですが、アクシデントがひとつあったので報告。
作業を進めるうち、人物ふたりが固定ポーズなのもアレかなと思い、まばたきさせたり風で髪が揺れるカットを作ったんですね。
ドアが開くカットで1フレーム挿入しました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99883000/picture_pc_b47fd46e6c0018bf62b01490ac8354dc.png?width=1200)
そして、最後のクレジットカットでは、ドアを開けっぱなしにして髪をバサバサさせようと考えました。
パラパラ漫画の原理で、フレームおきに固定ポーズへ挟み込んでみたわけです。
間奏のスキャッターでの映像にもサブリミナル的に画像を混ぜてます。
クレジットカットは、同じ画像をリピートさせるだけなので、大した負荷にはならないだろうとたかを括っていました。
ところが、このフレーム単位のリピートがiPadのCPUをかなり逼迫させたようで、何度かプロジェクトがコケたんです。
しばらくおいて再起動で復旧したものの、メモリ整理のためか、一部の画像が圧縮されてしまい、クオリティが急激に下がってしまいました。
要因は動画プロジェクトを4Kで作り始めちゃったことですね。
このMVをオレはどうしたかったのだろう。
結局クレジットカットは、レイヤー作成からやり直すハメになりました。
今回の教訓。
身の程知らずな高画質は謹むべし。
サウンド編はこちら。
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