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同期3コンテンツ、5年目に。
まずは祝辞。
今日9月30日は、スマホ音楽ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』(以下「プロセカ」)がサービスを開始して4年となる記念日です。
おめでとうございます。
こちらの記事によれば、今年7月時点で、海外版『Hatsune Miku: Colorful Stage!』などを含む全世界でのダウンロード数は、なんと3,900万を超えたそうです。
数字、寄せてきたなあ(笑)
プロセカと言えば、2022年2月から我らのリーサルウェポン清水藍が、公式配信番組『セカイ・ステーション』(現在は『プロセカ放送局』内「ボカロミュージックのセカイ」)や各種イベントのMCを務めさせていただいておりいつもお世話になっております誠に誠にありがとうございます今後とも末永くよろしくお願い申し上げます。
プロセカボカコレらじみく(生誕順)
そんなわけで、29日には担当番組『RADIO MIKU』(以下「らじみく」)アカウントからこんなツイートを放ちました。
【同期だよ】
— CBCラジオ RADIO MIKU (@RADIO_MIKU) September 29, 2024
2020/9/5 CBCラジオ『30分じゃ伝えきれない #初音ミク 』放送
9/30 『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』サービス開始
12/11〜12/13『The VOCALOID Collection ~2020 Winter~』(初のボカコレ)開催
2021/1/1 CBCラジオ #らじみく 放送開始
(みくばんP) https://t.co/ZkSIspqcya
ちなみに20年12月に開始した『The VOCALOID Collection』(以下「ボカコレ」)は、この夏は諸事情で中止となったものの、来年2月の開催がすでに予告されていますし、担当番組も少なくとも来年3月までは続くはずです。
つまり2020年秋から3ヶ月ほどの間に始まったプロセカ・ボカコレ・らじみくの4文字3兄弟は、今後すべて5年目突入が確定するわけで、揃って長期コンテンツになったわけです。
ああよかった。
ボカコレについて、らじみくは21年秋からメディアパートナーという形でコラボを継続しています。
さらにプロセカもボカコレとのコラボ企画を行っているため、3者は互いのフィールドを活かしながら相互補完する関係となっています。
誕生したらコロナ禍だった。
ポストしたように、この3者がスタートしたのは、コロナ禍1年目のこと。
らじみくの場合、企画を始めたのはコロナ禍前となる19年の秋で、21年1月の開始も4月からの『EX』放送も当初の計画通りでした。
ただ、それ以外のイベントなどの展開は無理せず、ダメならダメですぐ手を引くようにしていました。
そしてプロセカも『マジカルミライ2019』で発表されており、らじみくともどもコロナ禍の中で始動することになりました。
一方のボカコレは、コロナ禍によって生まれた「ニコニコネット超会議」のスピンアウト企画です。
こちらはコロナ禍ゆえの派生となり、もし「ニコニコ超会議」がリアルで開催されていたら生まれていない可能性もありました。
失われた10年の復習。
らじみくに繋がる周年コラボ企画は、清水から誘われて足を運んだ『マジカルミライ2019』が発端です。
僕自身初音ミク(V2)、Mobile VOCALOID Editorのユーザーでもありましたが、多忙にかまけて2009年以降のムーブメントにはほとんどノータッチでした。
企画を思い立って2ヶ月ほど、僕は中学生になったばかりの娘から厳しいレクチャーを受け、「失われた10年」を取り戻すべく勉強に励みました。
「初音ミクシンフォニー」「超歌舞伎」「MIKU EXPO」や「砂の惑星」騒動などをようやく知るほどの無知っぷりでしたが、逆に新参者がやるべきことを熟考することができました。
イベントを夢想したこともありますが、勉強の過程で、この10年において「放送」という形式の長期コラボが皆無だったこともわかり、企画は本業を中心に据えていきました。
まさか翌年、全世界で人と人の接触が忌避されるとは知らずに。
餅は餅屋。
プロセカはスマホで楽しめるゲームで、ボカコレはオンライン投稿祭。
そしてらじみくは、基本的にひとりで聴くラジオ番組。
3者とも自分の部屋でひとりで楽しめるコンテンツだったからこそ、コロナ禍を乗り越えられたと言えます。
もし我々の企画の主軸がイベントだったら、間違いなく2021年で、いやもしかするとコラボの発表もなく「運が悪かった」と畳んでいたでしょう。
あえて自分たちの身の丈でやってきたからこそ、他のコンテンツとは別のフィールドで細々と続けられたのだと思います。
コロナ感染症の分類が5類となって1年経ちましたが、我々は得意の音声コンテンツというフィールドでしばらく頑張っていこうと、改めて思っています。
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