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初音ミク「マジカルミライ 2024」in OSAKA行ってきた

恒例行事となっている初音ミク「マジカルミライ」ですけど、大阪遠征は2019年以来6年連続となってます。

幕張メッセで開催される in TOKYO には2020年と2021年に出展者として参加しましたけど、やっぱり千葉は遠い
でもこの時はハイエースの運転という業者ならではの副産物もあって、ドライブ好きの僕にはこの上なく楽しくて。

一方、インテックス大阪で開催される in OSAKA。

こちらには大阪グルメ堪能近鉄特急乗車という副産物がございます。
天六あたりの路面店も最高ですが、梅田もなんばも地下街飲食店のレベルが只者じゃありません。
とにかく洋食と揚げ物の美味しさについては世界トップクラスだと思うんですよ。

まあ、外国で喰った揚げ物はスペインのクロケット(≒コロッケ)だけですけど。

おかげで「ひのとり」の旅を満喫

そして後者、特にひのとりの旅を楽しめるのは、一年でこの時だけ。
他の大阪出張だと時間が気になったり、新大阪・梅田経由の方が都合がよいので、自ずと新幹線を使うんですけどね。

それとインテックス大阪は、構造的に施設全体でマジカルミライを開催している印象があって好きなんですよ。
コロナ禍の際は一部の棟が医療施設となり制約はあったものの、中央の広場にはマジカルミライ来訪者しかいなかったので一体感はありました。

屋内会場はもとより、常設の飲食店や肉うどんの屋台、デイリーストア、自販機に至るまですべてがマジカルミライのために奉仕していると錯覚するほどに素晴らしい。
こんな会場が名古屋にもあればなあ(しみじみ)

今回でインテックス大阪詣も6回目。

それと喫煙者なもんですから、設備が安心過ぎてたまりません。
もうね、喫煙者へ日に日に増す迫害たるや、悲しくなるばかりでしてね、この春から新幹線に続き近鉄特急からもブースが消えてしまいました。
ボクちゃんがいったい何したっていうんですか、ふんとにもぉ。

閑話休題。
空腹、喉の渇き、甘味欲、日除け欲、腰掛け願望、ニコチン欲、何もかも場内で満たしてくれる公的施設はなかなかありません。
これもしっかり管理してくださる施設職員やスタッフの皆さんのおかげだと、インテックス大阪を訪れるたびに手を合わせて感謝しております。

なお今年のマジカルミライには福岡初開催という大きなトピックもありました。
本場で食べるふぐ料理やアラ炊き、ゴボ天うどん、長浜ラーメンにも興味ありありでしたが、あのやっばりですね、さすがに遠い

なにせマジカルミライは僕にとって五十の手習いです。
2019年に50歳でしたからね実際。
同じ50代でも精力有り余る40代から通ってきた剛の者と違い、デビューですでに老いてますから、全会場制覇しようなんて元気など端からございません。

少ない稼働で体力をキープして、代わりに感性を研ぎ澄ましエッセンスを多く拾おうと思うわけですね。
だからインテックス大阪では喫煙所から客層や賑わいを遠巻きに見つつ、一服ついたら「よし、あの渦に飛び込むか」なんてウォームアップもまた楽しいんですよ、これが。

それと「初音ミク」はじめバーチャルシンガーを音源として扱ってきたので、キャラクターに魅力は感じるものの、グッズならなんでもかんでも欲しいというわけでもありません。

それでも企画展を見ていると「これは!」というアイテムに出会うこともあります。

現地で早速開封の儀

今回購入した中で大当たりは、初音ミクモチーフのガジェットポーチ。
実は去年から気になっていて、今回現地へRoland AIRA COMPACTのS-1を持参したんですよ。
寸法調べてみたら、なんとか入るんじゃないかと。

角にクッションはないので注意。

あらピッタリ!
イヤホンやケーブル類も入るし、上部には数ミリの余裕があります。

実用ではもうちょい開けるのがおすすめ

そしてポーチから出さずに充電もできちゃいます。
S-1持ってどこへでも行ければ、作曲が捗ること間違いなしですね(自分を追い込むタイプ)。

またクリエイターズマーケットでは、ねじ式先生やあ子さんは不在で会えなかったものの、たかぴぃさんに再会。
そしてMINO-Uさんなど名古屋近辺のクリエイターも増えたなあと実感しました。

個人的には3年前にオンラインで取材した「みかぼし」の3106。さんにご挨拶できたのが嬉しかったです。

もちろんステージも楽しみました。
クリプトンズの新しいモジュール(だと思う)が登場し、パフォーマンスがヌルヌルでめちゃくちゃエモいです(小並)。

セトリは上げませんが、刺さる詞の楽曲が多い傾向。
両サイドのスクリーンには全曲歌詞が流れ、初めて聴く曲もじっくり堪能できますが、いろいろ衝撃的だった「マジカルミライ2020」のセレクトに近いと感じました。

それから、バンドサウンドがかなりハードに進化した印象。
乱暴に言えば、かつてのポップロックからメタルになった感じです。

具体的にはギターのエフェクトやバスドラのエコー処理が、これまで見たどのステージとも違って聴こえました。
これにより打ち込み色の強いダンスナンバーも、もともとバンドサウンドの曲も違和感なく繋がっています。
まだ4公演残ってますけど(執筆時点)、未見の方はその辺りを意識して聴いてみてください。
たぶん円盤ではキレイに整音されちゃうと思うんで。

来年は万博があるので、SNSでは会場が変わるかも、なんて憶測もありますが、来年も明るく元気に健やかに楽しみたいと思っております。

ラジオ局勤務の赤味噌原理主義者。シンセ 、テルミン 、特撮フィギュアなど、先入観たっぷりのバカ丸出しレビューを投下してます。