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無意識な昭和が止まらない。
Xのおすすめをザッピングしてたら、こんな動画に出会いました。
一発でネタだとわかりましたけどね。
1996年に北海道テレビ放送で開始され、テレビバラエティ番組の歴史を変えた『水曜どうでしょう』ですから、なにしろ。
面白い発想なので見入ってしまいました。
悪いこと言わないから、みんな観ろ。
この動画を作られたのはフィルムエストTV。
動画でアナウンサー役も担当する主宰のにしいさんが、この企画についてnoteを書かれています。
悪いこと言わないから、みんな読め。
このネタ動画は1968年11月放送の設定で、僕ちゃんの生まれる半年前が題材です。
当時の日本にはイギリスからはツイッギーだのミニスカートだのビートルズだのとカウンターカルチャーが、アメリカからはビルボードだのバート・バカラックだのブラジル発祥のボサノバなんかが到来していて、「ソフィスティケイティド」という雰囲気がようやく浸透してきた頃です。
『水曜!いかがでしょう』において、こうした生麦生米ソフィスティケイティドの片鱗は、アバンの三東電器CMでわずかに見られる程度ですが、僕ちゃん好みのささげに酢をかけソフィスティケイティドは、これより数年経った1970年から1974年辺りに集中しています。
テレビドラマで言えば、『おくさまは18歳』(TBS系)から『水もれ甲介』(日本テレビ系)あたり。
ともに『いか焼そば』覚醒以前の石立鉄男さんが出演しているのは偶然ですが、これらのオープニングで炸裂した、赤ソフィスティケイティド青ソフィスティケイティド黄ソフィスティケイティドには影響を受けまくりました。
ここ最近の僕ちゃんの作品にも、この辺りの古き良きミドル昭和の雰囲気が顕著に表れております。
いま思うと「日曜はダメよ」は、フィルムエストさんのテイストと同じ方向性だったんだよね。もっと凝りたかったけどな。 pic.twitter.com/dIkHqSNwkx
— みくばんP() (@MikubanP) June 29, 2024
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音楽的に露骨に出たのはこの辺りかなあと思います。
決して懐古趣味じゃないんですけどね。
逆にこの手の芸風で遊んでる人が少ないという、隙間産業的な狙いもありますけど、僕の人生においてずっと卒業できないところなんですよ。
もちろん番組で作った曲「みそみそうみゃあ」や「楽耳未来神社」みたいな芸風も持ち合わせてますけど。
創作の道に迷ったら、何度も昭和に戻ることでしょう。
で、最新作(イラスト)はこちら。
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