らじみく画像館③
2022年のゴールデンウィークを利用して、最後に描いたのはまたもMEIKOさんです。
ちなみにこの絵のアスペクト比が16:9なのは、作りかけていたMEIKO曲のMVに使おうと考えていたからです。
アクションフィギュアfigmaのMEIKOを弄りながらポーズを決め、下書きを始めました。
この時は構図や陰影の付け方をいろいろ試しましたが、とりわけ試行錯誤したのは顔です。
何を描いてもポテトチップス モンキー・パンチ味になるので、このMEIKOはちゃんと可愛く描きたいと考えました。
永井豪風味のMEIKOさんを描いて1週間、曲線を理想に近い形で描けるようになりました。
可愛い顔にするために、面長のfigmaより丸顔に近いアウトラインにしています。
アウトラインに陰影を含めたディテールを描き込んだ図。
顔は何十回も描き直しています。
KAITOの時は、彩色用にレイヤーを4つしか使わなかったんですが、今回は10枚ほど重ねています。
ここからさらに顔パーツのバランスを変えています。
完成後、我ながらよく描けたと思い、早速娘に見せました。
最初は「おー」と言った娘、「アニメ塗りなんだ」と続けました。
あまり深く考えてなかったんですが、確かにその通り。
陰影の付け方は3段階ほどで、グラデーションは一切使っていません。
それは意図していたわけではなく、マンガを描いていた小学生の頃から、その描き方が自分にとってセオリーだったんですね。
だからキラキラな最近のイラストとは、メリハリがまるで違っているわけですね。
ああ、要するに昭和画風なのか。
ここからさらに研究が始まるわけです。
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ラジオ局勤務の赤味噌原理主義者。シンセ 、テルミン 、特撮フィギュアなど、先入観たっぷりのバカ丸出しレビューを投下してます。