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ビバ昭和・クリプトンキャラクターシリーズ完結。

タイトルだけ見てもよくわからないと思いますが、たぶんこの後を読んでもますますわからないと思います。
お気の毒ですが仕方ありません。そういうアカウントなんです。

ふと「MEIKOを長谷川町子風に描いてみよう」と思いついたのが、一連のお絵かきのきっかけです。
そして続けざまにKAITOも描いてみたのです。

古典ということで、古紙っぽい仕上げに。

そして、この流れでクリプトンのキャラクター6体をすべてこのタッチで描いてみることにしました。
MEIKO(16年)KAITO(18年)と来れば、当然次は初音ミク(19年)となります。

ここから布製のハードカバー仕様に。

ここまでは順調に長谷川タッチが続きました。
頭が大きく手足が細く、4〜5頭身の特徴を押さえておけばよいと思ってました。

続いて鏡音リン・レン(19年)となるところですが、2体1セットとなるので、先に巡音ルカ(21年)を描くことにしました。
ここでちょっとした躓きが起こります。

立ちポーズに大間マグロを添えて。

パーツが細かく、どこまでデフォルメすればいいか迷い始めたのです。
思えば、MEIKOはV3版を描きましたが、スカート周りなどの細かいパーツはかなり端折りました。

ところがルカとなると、ホルンをベースとしたと思しき胸のアクセサリーや靴ひもなど、ある程度描きこまないと「らしさ」が失われるのです。

そして最後に描いた鏡音リン・レンは、立ち絵が続いた反動から何かポーズを、と考えたんですが、結果として長谷川町子調からどんどん離れることになりました。

「お察し社」に意味なし。お気になさらず

野球モチーフにしたのは、「おーい磯野、野球やろうぜ」という中島君のセリフがよぎったからです。

当初イメージしたのはカツオとワカメですが、道具を持たせてのポージングだと、素のポーズ以上に陰影を描き込みたくなります。
途中で「これではいかん」とカゲやグラデーションを取りましたが、やっぱり戻したくなります。

特にリンはフォーム的に左脚を前面に出すため奥行きが出てしまい、頭部を小さくせざるを得なくなりました。
顔こそ長谷川タッチですが、プロポーションはオリジナルのパッケージ画像に近く、昭和風から一番遠くなってしまいました。

とは言え、この一連では最もお気に入りなんですけどね。

思えば、MEIKOを描いたのは7月7日。
そこから9日間で6体描きあげたので、我ながらよくやったと思います。
とりあえず誰か褒めなさい。

※本文中の年号はすべて平成です。念のため。

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みくばんP
ラジオ局勤務の赤味噌原理主義者。シンセ 、テルミン 、特撮フィギュアなど、先入観たっぷりのバカ丸出しレビューを投下してます。