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最上もがのオタク 下

前回のnoteで最上もがにハマった私はライブに行くようになった。ライブだけじゃない。リリイベに行ったり、生誕祭に行ったり、とにかく色々行った。

1番の思い出は、最上もがのトークライブのもが単があるということで東京まで1人で旅行がてら行ってきた。5千円の物販で1回くじが引けて当たりがでるとチェキが撮れるんだけど見事に全部外れるの。5回引いても当たり引けないの。さすがに心折れて泣いちゃった。

でもすごいのが最上もがよ。そのもが単はドレスコードがあってパジャマだったからちょっとセクシーな谷間の見えるパジャマ着たの。最上もが入場した1発目に『わ〜おっぱいすごいね!』って話しかけてきた。悲しかったことも全部ふっ飛んで泣いた。天国だったし、最上もがが隣を歩いていることに感動してまた泣いた。

やっとの思いで初めてチェキ撮った時は違う人と間違えられちゃって私もしょんぼりなったけど全力で謝ってきて可愛かった。そりゃこんなにファンいたら分かんないよ。逆に色んな人のこと覚えようって気持ちが本当にすごいなって思った。その日は他にも人間違えをしていたようでインスタで謝ってた。いつも色んな人の気持ちをいっぱい考えてくれてたね。

初めてMステに出た日はテレビの前で泣いた。大きくなって色んな人に知ってもらって嬉しかった。

リリイベで買ったCDを上司に渡して回った。営業マンの気持ちが分かった。

ライブ中はいつもキラキラしてていつも可愛かった。ずーっと最上もがしか目に入らなかった。

でもいつからか最上もがが苦手になっていった。なんとなくピリピリしてた。ライブのトーク中も言葉を発してなかった。それが最上もがなんだけど心配になった。そして真っ直ぐなとこが好きだった故に真っ直ぐすぎて苦手になってしまった。最上もがの言う通り私が理想を押し付けてしまってたのかなと思った。

そのうちにでんぱ組は休止して最上もがが脱退してしまった。もう一生でんぱ組としての最上もがが見れなくなってしまった。武道館ライブ行かなかったこと後悔した。なんとなく苦手になってしまったって理由で遠ざけて最後の姿が見れなかった。

この前久しぶりに最上もががYouTubeで話してるとこを見て、前みたいな熱狂的な気持ちは無くなってしまったけどやっぱり好きだなと思った。なんとなくピリピリしてた感じがなくなって穏やかになってる気がした。最上もがは好きなことをしてストレスフリーで可愛くいて欲しい。笑った顔がやっぱり可愛い。

そして最近オタクたちと今のでんぱ組のMVを見た。分かってはいたけど最上もががいなかった。最上もがのパートを新メンバーが歌ってた。私の知ってる曲じゃなくなってた。今のでんぱ組を否定してるんじゃなくて、私の好きだった人がいなくなってる現実をつきつけられた。私がまだ最上もががいた時のでんぱ組の曲を聴くのは早かったしこれから先も普通に聞けるか分かんない。

最上もががいなかったらもっと狭い世界で生きてた。大切な友達を作ってくれたのも、可愛くなりたいという感情や自分らしくいることの大切さを教えてくれたのも、1人で旅行に行けるくらいフットワークを軽くしてくれたのも全部最上もがのおかげ。今楽しく生きてるよ。ありがとう。

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