最近、長い付き合いの友達が亡くなった。一時期は本当に毎週のように連れ立って飲みに行っていた友達で、未だに信じられないというか理解できないというか、ふわふわした気持ちだ。

僕はこれまで叔母や祖母らを自らが看取ったこともあるし、去年も同い年の友達を亡くしており、人の死になんだか慣れてしまいつつある。これが歳をとる、ということなのか。

今は元気な僕の友達たちも、ひょっとしたら来年には会えなくなっているかもしれない。あるいは、人生にサヨナラを告げるのはひょっとしたら僕かもしれない。

もし僕が急にいなくなったとしたら変に悲しまずに、バカなやつがいたなーと笑い飛ばしてくれたら本望だし、僕もいつそうなっても構わないよう目の前のことに集中してすごしていきたい。
周りの友達が急にいなくなることはいつまで経っても受け入れがたくしんどい経験だから、なるべくそんなことは想像したくない。でもそれは絶対起こることだから、会いたい人には今のうちにちゃんと会っておき、いつ会えなくなっても後悔しないようにしておきたい。

命はいずれなくなる。それは当たり前のことだし、記憶の中でいつでも会えるように、脳裏に大切な人の存在を焼き付けておきたい。

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