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【英国滞在備忘録】#49 ウクライナ人のV来訪と一時帰国

【本編無料】このシリーズは学生時代にイギリス滞在した当時の記録をそのままに、現在のスギヤマが振り返る備忘のためのコンテンツです。有料エリアでは今振り返ってのコメントや人物が鮮明な写真などが表示されます。

13th November (Sunday)

日曜にしては早く起きた。新しいフラットへ荷物を運ぶ。
そして部屋の掃除をしながらOxfordの友人、ウクライナ人のVからの電話を待つ。
11時ころに電話があり、Tescoに行ってベッドシーツを購入した。
National Galleryで、Vと落ち合う。ちょうど入口に差し掛かるとVもこちらに歩いて来るところだった。なんともタイミングがぴったりだ。

彼の携帯の通話料金をチャージし、お金を引き出したりした。Covent Gardenを散策した後に、俺の新居で夕食を食べようということになった。
日曜はスーパーマーケットが早く閉まることを忘れていたので、近くの個人店で料理とお酒を仕入れることにした。
ピザ店と酒屋があったので、ラージサイズのピザを2つ、チキンウィングとインポートのGuinness(8%とアルコール度高め)、ウィスキーを購入した。
彼との飲みは楽しかった。ギネスは瓶だったのだが、Vはライターなど部屋の中にある身近なもので開栓するテクニックを披露してくれ、場を盛り上げた。

夜も更けたが我々は再び外出した。
なぜなら、もっとウィスキーが必要だったからだ。

14th November (Monday)

Vとともに、8時ころ目覚める。
シャワーを浴びて出かける準備をする。シャワーが不調でお湯の調整が難しい。
Vは壊れてるぜ、と不満気。家主に行った方がいいぜ、と。

身支度を済ませ、Vの今回のLondon来訪の目的地、LSE(London School of Economics)へ向かう。
Temple駅で地下鉄を降りカフェでコーヒーを飲む。
11時ころにLSEへ到着したが、入学希望者への説明会は12時からだという。開始まで待つことになった。ロビーには各種のコースの冊子があり、MBAコースなどを読んで興味をそそられた。

12時になってVは受付の担当者と話をした。彼が言うことには、彼は大学卒ではあるものの入学要件を満たしていないとのことだった。

Oxford Streetで、Vの友人と待ち合わせた。現れた女子とVとの関係は分からなかったが、親しい友人のようだ。無事に落ち合えたので、俺は二人を見送ってBermondseyのフラットへ帰った。

昨日の残り物のピザを食べ、Wansteadへ急ぐ。もう1つの荷物をフラットへ運び出す。その後、センターでお土産を探す。
早めに出たのだが、地下鉄で足止めに遭う。システムトラブルで、30分ほど電車に閉じ込められた。

黄昏のWanstead


夕食は、パイとポテト、野菜だった。
食後に、中国人のYとBに別れを告げて、新しいフラットへ帰った。
明日の帰国に備えて、荷造りをした。

15th November (Tuesday)

朝起きて前日に買っておいたサンドイッチを食べる。
地下鉄で、ヒースローへ向かう。
これから内定式に出るために一時帰国するのだ。

チェックインにてトラブル発生。

荷物が制限を超えているという。
日系の航空会社ではないため、重量制限もシビアだ。
その場で交渉が始まった。
スーツケースを開けて減らせそうなものがないか、辞書は捨てたくない、など言いながら、eチケットであったので、その制限を知らなかったと交渉した。
結果的には、今回はそのままでOKと見逃された。
2キロのオーバーに、£80の超過料金を払わなければならないところであったが、助かった。

出国手続きを済ませ、空港内でもお土産を購入。
フライトは45分遅れの出発だったが、成田には定刻通りに到着した。
機内ではほとんど寝ずにDVDを観たり、本を読んだりしていた。

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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…

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