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【英国滞在備忘録】#51 道が見えず悶える。それは最高の経験。

【本編無料】このシリーズは学生時代にイギリス滞在した当時の記録をそのままに、現在のスギヤマが振り返る備忘のためのコンテンツです。
有料エリアでは今振り返ってのコメントや人物が鮮明な写真などが表示されます。

20th November (Sunday)

弾丸帰国の疲労がたまっているのか、朝寝坊していつもより遅く起きた。
ディスカウントショップに行き、枕と日用品を購入した。

21st November (Monday)

Zone2に引っ越したので、1か月のトラベルチケットを購入しようと決心した。£80以上するが、Zone2内は地下鉄を乗り放題。バスは全域で利用できる。1週間のチケット(以前のZone4であれば£30以上かかった)を細切れで買ったり、期限切れで個別のチャージをするよりも気兼ねない。

Oxfordの友人、韓国人のSさんからメールが来ていた。彼女はインターンをするか、迷っていた。俺がインターンを辞めたことを聞いてメールしてきていた。
偉そうにも、実際に自分でやってみた方がよいよ、とアドバイスした。俺の場合が合わなかっただけだと。
やらずに悔やむのは後悔。やってみて反省するのは学習だから。なんてね。

Tescoで食料を買い込んで自炊を始めた。野菜と肉の炒め物を作った。飛行機で出てきたコチジャンのチューブがあったので、使う。味のアクセントになりおいしかった。

22nd November (Tuesday)

英語の学習機会を探していた。
Piccadilly Curcus駅から地上に出た俺は、無力感にとらわれていた。
結局は今までお金を払って勉強していたのだ。お金を払って自分の居場所を確保していたにすぎない。
社会に放り出された時に、何ができるのか。どう生きていけるのか。
 
Japan centreへ立ち寄って広告をチェックする。
その中に言語交流のスタッフを募集している一枚を見つけた。
火曜日に開催する交流会とある。そして今日は火曜日だ!
今夜はその言語交流会が開催されるというパブに行ってみよう。

昼間は予定がないので、日本への帰国でGetしたお土産を手に、ふらっとインターン先に訪れる。
彼女たちはスモーカーなので、日本で仕入れたタバコを渡すととても喜んだ。かなりの喜びようだ。(イギリスではタバコは税金のせいでめちゃくちゃ高い)
ノンスモーカーの俺はよく分からないので色々な種類を買っていったが、女性向けの銘柄をたくさん買うべきだった。

KensingtonのTescoに行って、日用品や食品を購入してから、広告の指示通り会場のHorse Barに、8時半ころに到着した。
パブの2階には、15~20人ほど集まっていた。

スタッフ募集の広告を見て応募しに来たと、募集主のボスと話をする。
インターンをしていたことを伝えたら、無給でなら雇ってもよいという。

交流会では、日本語を勉強しているという女性Sさんと出会った。
会の雰囲気に少し孤立感を感じた。
こういう立食パーティー的な雰囲気には慣れていないのだ。女性スタッフが2人いて、ひとりは韓国人のSDさん、もう一人は日本人のHさん。Hさんにはもっとアクティブにならないと、と言われた。

家路の途中、Tescoに寄ってスパゲッティを購入した。もう深夜だった。


23rd November (Wednesday)

先日のウクライナ人、Vへ小包を送った。
たった£1.59だったので、安くて驚いた。
今日は、Oxfamへ行くことにした。OxfamはNGOだ。そこで英語学習も兼ねたボランティアをしようと思ったのだ。
最初にWestminsterの事務所を探したが、見つからない。当初、倉庫のようなものがあるかと思ったが、リサイクルボックスのようだった。

Westminster周辺からLondon eyeを臨む。天気はよいのに。


そこで、大英博物館の近くにあるOxfamを目指した。
スタッフの人と話をすると、今は充分なスタッフがいるので、募集はしていないという。
逆に本屋の方に行くとよいと勧めてくれた。
だが、俺はその提案は実行しなかった。なぜなら、ここに来る前に下見していたからだ。本屋の中は静かで、たくさんの会話をするのには不向きであった。

大英博物館の近くのビルに広告が出ていた。それは会計知識についてのものであった。

24th November (Thursday)

市街に出かけると雨が降り出した。美術館へ逃げ込んだが、生憎、入館料が必要だった。雨が止むまで軒下で待つことにした。
昨日見た広告に感化され、Waterloo House Collegeに会計コースのことを聞きに行った。受付のスタッフが冊子を郵送してくれるそうだ。

25th November (Friday)

市街に出て、Regent StreetやOxford Streetの写真を撮る。
クリスマスまで1ヵ月となりイルミネーションが盛んになってきた。

通りの電装がクリスマス気分を盛り上げる

Tescoでジンとトニックウォーターを購入し、家でジントニックを楽しむ算段をした。ウィスキーは贅沢品で、日本で購入するよりも高い。
映画を見ながら、自作のジントニックを楽しんだ。

DEBENHAMの電飾はいつもクリスマスを思い出させる

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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…

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