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体育会系は社会で成功しやすいのか

そういうポストを見かけたので、自分なりに考えてみた。

体育会系といっても色々あるので、体育会系が苦手な人について考えた。
(特に学校の体育が苦手な人を想定している。)

体育が苦手な人の特徴
・運動するための体力がない。
・失敗を恐れる。失敗を見せることを恐れすぎる。
・人に見せないからフィードバックをもらえない。
・運動に対して苦手意識がある。
→苦手意識とは?
・試合での効果的な動きがわからない。
・動きがわからないから試合と関係ないところにいがち。
・試合の中での瞬間的な判断が遅い。

運動するための体力がない

この現代社会は基本的に朝起きて、昼間働いて、夜寝るという生活がモデルになっている。

逆に言うとそれができない時点で現代社会で生きていくのは難しくなる。

失敗を恐れすぎる

失敗をしている自分やそんな自分を見せることは恥ずかしいと思ってしまうと動きが悪くなってしまう。

どんどん動いて、行動してからフィードバックをもらったほうがいい。

あの大谷翔平選手でも打率3割。10回振って7回は失敗している。

試合での効果的な動きがわからない

つまり、そのゲームでのルールがわかっていない。

例えば、バスケットボールは敵のリングにボールを入れると得点になる。

つまり、リングに入るようなボールを投げる練習が必要になる。

リングに入れられる距離まで近づく練習が必要になる。

リングに近づくまでドリブルやパスをする練習が必要になる。

ドリブルしながら走る練習やパスを受ける位置に動く練習が必要になる。

ゲームのルールが分からないと効果的な動きは分からない。

バスケットボールの試合でバットを振っていても得点にはならない。

スポーツをやっている人はゲームにおいて何が効果的なのか、そのためにはどういう動きをすればいいのか理解が早い。

「営業というのは話し方とか商品とか値段とかも大切だけど、人間関係なんだな」と理解するとすぐにゴルフを始める。

ルールの理解が遅い人は「いや、ゴルフとかやったことないし、興味ないんで。休みの朝はゆっくり寝たい。」とか言ってしまう。

試合と関係ないところにいがち

ルールが分からない、何をしていいか分からない。

だから、ボールを取り合っているところに関われない。

むしろ自分が関わるとゲームに負けると思っている。

だから、パスも届かないところにいがち。

瞬間的な判断が苦手

そして、急にパスが飛んでくると頭が真っ白になる。

自分がボールをもつことを想定していないから動けなくなる。

そして、相手にボールを取られて、落ち込み、ますます動けなくなる。


書いていて「けっこうひどいな」と思ったけれど、あくまで体育が苦手な私の個人的感想だと思って欲しい。

もちろん全ての人が体育会系になればいいとは思っていない。

体力だけで全てが解決するとは思っていない。体力がない人の居場所も必要だ。

失敗をおそれるのは当たり前だ。安心して挑戦できる環境が必要だ。

ゲームのルールが分からないなら説明することが必要だし、そもそもゲームのルールそのものについて考えることも必要だ。


結局はルールを把握することが必要なのだと思う。

ゲームのルールについて話し合っているところで「とりあえずボール蹴ろうぜ!」と言っても邪魔なだけだし、パスを受け取った時に「そもそも私にパスがくるのはルール的に…」と考えても仕方がない。

ルールを把握する。やるべきことを決める。やる。

それしかないと思う。


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