おふくろの味
「夕方、おかずを取りに来れる?」
と、母に聞かれた。
家と実家は車で30分ほどの距離がある。
お店で買った鶏肉の照り焼き
きんぴらごぼう
ワカメとキュウリの酢の物
ジャガイモと牛肉の炒め煮
をもらった。
というわけで、今日の晩ごはんはきんぴらごぼう、酢の物、照り焼きになった。
やはり、母とは料理の趣味が違う。
実家では肉があまり出ない。魚の方をよく食べる。
焼肉よりも寿司をよく食べる。
全体的な味付けも薄味ぎみである。
料理の趣味は違うのだけど、違うからこそやはりこの味で自分は育ったのだなあと思う。
実家を出て自炊をするようになって「自分の味」と「実家の味」の違いを感じるようになった。
私を育ててくれたのは実家の味だし、今は自分の味を楽しんでいる。
いくつか料理を教わってみたいと思うけれど、レシピなんかあるのかな?
いただいたサポートは明日の食費に使わせていただきます。だが、お前のために食事は作らない。