【埼玉女子短期大学】1本の電話で雇止めになったAさんの話
埼玉女子短期大学を雇止めになったAさんは、現在、労働組合に加入して戦っています。詳細は以下のブログをご覧ください。
【埼玉女子短期大学】教員を人間扱いしない学校に未来はありません
今回は、改めてAさんの闘うにあたっての想いをお伝えします。
◆Aさんの想い
埼玉女子短期大学から1本の電話により、雇止めを伝えられ、大変驚きました。このような事例は一般的ではないと考え、以下の本を読みましたが、同様のひどい事例は見当たりませんでした。
『労働法はぼくらの味方』(笹山尚人)
『ブラック企業によろしく』(笹山尚人)
『人が壊れていく職場 自分を守るために何が必要か』(笹山尚人)
『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』(今野晴貴)
『ブラックバイト 学生が危ない』(今野晴貴)
『ブラックバイトに騙されるな』(大内裕和)
『ブラックバイト 増補版 体育会系経済が日本を滅ぼす』(大内裕和、今野晴貴)」など。
私は納得出来ませんが、この記事を読んでいる皆さんはどう思いますか。他にもオンライン授業、オープンキャンパス等の過重労働、パワハラなど、色々と問題があるのですが、「1本の電話で雇い止め通知」というのが一番驚き、ショックでした。
そもそも、教育機関で、このようなことがあってはならないと考えていますし、団体交渉も平行線のままなので、誠意ある回答が得られるまで、団体行動権を行使しようと思います。ひとりでも多くの方に、この声が届くことを願っています。
なお、埼玉女子短期大学はANA総合研究所と提携し、【エアラインスタイル】のホスピタリティ教育及びマナー教育を重視しています。
埼玉女子短期大学は、「ホスピタリティ教育及びマナー教育を重視する」ならば、非常勤講師を使い捨てにせず、労働者の人権をまずは守って欲しいと思います。
取引先の方にも、ぜひ埼玉女子短期大学の問題について知っていただきたいです。参考までに、埼玉女子短期大学公式サイトの該当箇所を引用します。
「SAIJOとANAグループのシンクタンクである株式会社ANA総合研究所が2007年、産学連携・協力について、
基本合意書を締結しました。この提携によってANAグループへのSAIJO生のインターンシップ受け入れ体制の充実を図るとともに、
現場経験豊富な人材を専任の教員として招き、エアラインスタイルのホスピタリティやマナーを実践的授業により身につけていきます。
航空業界をはじめあらゆるビジネスの現場で活躍するためのスキルについて、より実践的に学ぶことが可能になりました。」
(埼玉女子短期大学ホームページ:2021年12月27日)