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【男女の友情は成立するのか】男友達に、総資産の円グラフを見せられて、結婚を迫られた話【アラフォー婚活】

「しがない先生、ちょっと見て欲しいものがあるんですけど…」


しがないOLは、大学の頃、塾講師のアルバイトをしていた。

今でも、その時の塾長とは仲良しで、インスタで結構頻繁に連絡をとってたりする。
「今度ユニバいくんだけど、しがない先生に予約とかのこと聞いてみようとおもって!」など、主にテーマパーク系の相談にのったり、今でも、『〇〇先生』という名称で呼ばれているので、もう名前の一部みたいなものである。

しがないOLは、大学とは別の地域の大学院へ進学したので、その塾は大学までだったのだが、塾講師仲間の、仲の良かったメンバーでたまにご飯へ行っていた。※私以外全員男性

今では私以外の全員、地元に戻ったので、誰かが声をかけたら集まるような関係で、適度な距離感で心地いい。ともあれ、全員「友達」の分類である。※私と今回の当事者除いて全員既婚者


しがないOLにとっての『友達』の定義は、
『無人島に1か月間 2人でいても、のっぴきならない事象が起こらない関係』
である。むしろそういう目でみてない。

「この人とそうなってもいいかな?」すら思わない、考えすらしない。
え、友達ってそういうことだよね?と真顔で返してしまう。

しがないOL的には、『男女の友情は成立する』説を推したい!
証拠は、しがないOL自体が "そう" だから!

長い前置きであったが、先日、地元に戻ったときに提案(?)されたのだ。

「これだけの資産があるから結婚してください、ずっと好きでした」、と。


その友達は、精神的に少し病気になってしまったので、地元に戻った人だった。だから後々聞くと、「今はちゃんと貯金もあり、ちゃんとやってるよ!」という証明で資産の円グラフを見せたとのことだった。

男友達「しがない先生、ちょっと見て欲しいものがあるんですけど…」
私「ん~?(渡されたタブレットを見る)」
男友達「…」
私「おぉ…(桁を数える)すごいですね!?!?」
男友達「僕、ちゃんとやってるんですよ。地元帰っても、きちんと資産形成してて…」
私「すごい!!私貯金が苦手d…」
男友達「僕、バイタリティのある女性が好きで、ずっと、しがない先生が好きだったんです!!結婚しませんか!!」

いや、こんな場所(ちょっといいお寿司屋さん)で言うことかいな…

丁重にお断りしました。
私「え…おぉ……ありがとうございます…いや、あのぉ…資格試験終わるまで結婚とか考えられないし、私たち、友達だったじゃない?結婚とかちょっと難しくない??それに私、結婚不適合者だと思うから、ちょっと難しいのよね…」

実際は、もっとドモってたと思う…
けど、「ごめんなさい」とは失礼になりそうで言えなくて、友達を無くすのも嫌だったので、上記のような返答になりました。。。

ありがとう、こんな不適合者にプロポーズ?してくれて。


しがないOLは、他人の資産には全く興味がない。

今スタバで横にいる人の資産が5億あったとしても、「すごいな!」という尊敬の気持ちはあっても、「いいなー」とか「自分のものにしたいな!」とかもない。心と頭にない。マジで0を通り越してΦ。

なぜなら、「自分が稼いだお金ではないから」。
これは、今後結婚する人にも言えることなんだけど、結婚する人が石油王でも、自分の生活費は自分で出したい。

※ただし、妊娠、出産、病気 などで物理的に働けなくなったら、ちょっと手助けを求めるかもしれないけど、出来るだけ手は借りたくない。

そんなこんなで、簿記でしか見たことない桁数の資産を見せられたところで、「すごいね!?」のガチ尊敬しかないのである。残念ながら…

お金で好きになることはないな…と、実感した次第でした。

その人の本質を好きになるから、きっと沼ってるんでしょうね、NOW!
本質って、あんま変わらないじゃない。
だから、きっと一度好きになったらずっと好きなんだろうなって思います。

逆に、1回『友達』と思うと『友達』なんだよね、残念ながら。


この他にも、最近、男友達を飲みに誘ったら、
『女性と2人だと、男出すんで、抱く気で行きますけど大丈夫ですか?』
と返答があった…

私「大丈夫じゃないです…友達なのに…!」
と返したら、

「おれ、男女の友情は成立しない派なので!」と言われて、友達(と思ってた人)を1人失いました…

いや、上記の人も含めて2人か…なぜ…どうして…友達じゃん…
違った…?


はーあ、結婚チャンスを1回、男友達を2人逃しました!
今年中に結婚するのに?あれれ~?おっかしなぁ~…

男女の友情は成立すると思ってた女の、夏休み中の出来事でした…。。。

ハッ!! しかも、婚活RTA最速の『交際0日婚』のチャンスだったのか…。
でも、好きになれないもん仕方ないね…。


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