2019年振り返り。本編
2019年に出会って良かったもの最後は「本編」です。
体の贈り物 / レベッカ・ブラウン
優しさと慈しみに纏わる小さな物語集だった。1日の終わりに1編だけ読むのがちょうどよく、この本を読んでいた10日間くらいは毎日とても満ち足りた気持ちになれた。
シンジケート / 穂村弘
装丁に惹かれて短歌集ということも知らずにこの本に出会い、すぐにはまって色々呼んだけど断トツでこの本が面白かった。何回読んでも痛快なので回数でいうと去年1番読んだ本。適当にページを繰って数ページ読むような読み方もできて今後もずっと手元に置いておきたい1冊。
見えないものに耳をすます / 大友良英・稲葉俊郎
個人的な経験にリンクすることが多くて何度も頷きながら読んだ。著者のお二人とも仕事で関わることがあり、思い入れがあるというか印象に残る本になった。
Planting: A New Perspective / Piet Oudolf
「FIVE SEASONS ガーデン・オブ・ピート・アウドルフ」という映画で著者のことを知り、特に秋冬にかけての立ち枯れのガーデンの魅せ方が素敵だと思った。宿根草をベースとしたハーベイシャス・ガーデン作り、、いつか自分でも手掛けたい。
その他、2019年に読んだ本
特に良かったものには◯しています。
◯青春と変態 / 会田誠
不思議な羅針盤 / 梨木香歩
渡りの足音 / 梨木香歩
雪と珊瑚と / 梨木香歩
◯日々是好日―お茶が教えてくれた15のしあわせ / 森下典子
太平洋ひとりぼっち / 堀江謙一
クリエイティブスーパーパワーズ / ローラ・ジョーンズ・バーンバック
すいません。ほぼ日の経営。 / 糸井重里、川島蓉子
デザインリーダーシップ / リチャード・ベンフィールド
水中翼船炎上中 / 穂村弘
あの人に会いに / 穂村弘
現実入門 / 穂村弘
◯短歌の友人 / 穂村弘
僕は、そして僕たちはどう生きるか / 梨木香歩
鳥と雲と薬草袋 / 梨木香歩
ドライ ドライ アイス / 穂村弘
求愛瞳孔反射 / 穂村弘
湖畔の愛 / 町田康
今を生きるための現代詩 / 渡邊十絲子
芭蕉入門 / 井本農一
回転ドアは、順番に / 穂村弘、東直子
◯PERSONA 最終章 / 鬼海弘雄
歌集 歩く / 河野裕子
◯FACT FULNESS / ハンス・ロスリングほか
◯時間術大全 / ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラツキー
使い勝手のデザイン学 / ヘンリー・ペドロスキー
デザインの種 / 戸田ツトム、鈴木一誌
海からの贈物 / リンドバーグ夫人
◯家を継ぎ接ぐ / 中田一会
イノベーション・スキルセット / 田川欣哉
やがて満ちてくる光の / 梨木香歩
ふるさとって呼んでもいいですか / ナディ
パンティオロジー / 秋山あい
ことばと国家 / 田中克彦
想像のレッスン / 鷲田清一
ようやく2019年振り返りシリーズをまとめ終えたので、これでやっと2020年新しいことに向かって行けそうな気がします。「情報」ではなく「作品」に直に触れるようにすることを心がけて、まだ出会ったことのないような感性に出会って、驚いたり悩んだり笑ったりしていきたいですね。
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