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2025年はどうなるかな。横浜編

2025年、新しい横浜の風景を描く
横浜・関内に拠点を移してから20数年、そして横浜コミュニティデザイン・ラボを立ち上げて今年で23期目となる。基本的にラボしてきた感じです。
時々の流れでやることはかわり、時には困難に直面しながら、いろいろな人と出会ってきた。誰かのなにかのきっかけとなる場はそれなりにつくってきた。

2025年は変わり目となる予感
いま浮かんだ今年のキーワードは「Let It Be」。
流れを感じて、合理的に動いていきたい。
人と人、地域と世界、過去と未来――さまざまなつながりをより深めていく年にできたらと思っています。
流れを見ながら思ったコトをやっていく。
流れのままと言っても、自分の意思との兼ね合いでちょっとしたあらがいもあるのが当然。このあたりを探求することかな。

向き合う。都市に、地域に、人に。
今年はこれまで「ま、いいか」としていたコトに、いままでよりちょっとスティッキーにいってみようと思う。
横浜は、活動が長いこともあり、登場人物も多く、コトは複雑で、思ったコトが実現するのに時間がかかることが多い。

それでも、時間軸を長く取って、粘り強く取り組み続けることで見えてくる風景がある。
思われリスクは、できるだけ関係ないものとして動いていきたい。

これまでの横浜での活動をバージョンアップ
2025年、ヨコハマ経済新聞は企業サポーター制度をスタートします。この制度は、地元企業が地域の魅力発信に取り組むメディアの情報発信パートナーとなり、多くの人に対して素敵ないいコトを共有していくための試みです。
動画やSNSの活用もより積極的にいきたい。
また、港北経済新聞も発信力を高め、横浜全体の声をさらに遠くまで届けていきたいと思う。

さくらWORKS<関内>、ファブラボ関内、泰生ポーチフロント、さくらHOUSEのスペース事業も、改善のサイクルを強化して、次のフェーズに向かいたい。関内駅前第二ビルのオール・ニッポン・レノベーションとのコラボによる新展開も楽しみ。

今年は「LOCAL GOOD YOKOHAMA」も再始動の年になる気がする。
アクセンチュアさんの支援を受けて始まったこのプロジェクトも、一つの変わり目。LOCAL GOOD DAOの試行も一歩先に踏み込んでみよう。
政策デザイン勉強会やオーサートーク、オープンナイトなど、これまで積み重ねてきた取り組みを新たな形で再定義したい。
それに加え、ハーチ株式会社、一般社団法人横浜リビングラボサポートオフィス、横浜市、そして横浜コミュニティデザイン・ラボの4者の連携協定による取り組みも面白くなりそう。
LOCAL GOODをベースとした学びと連携・実践のためのアクションプラットフォームを進化・深化させられたら。

昨年始まった創造都市スクールを側面支援的にお手伝いすることになり、考えたコトがたくさんある。今年、来年、再来年の3年間はこの「創造都市」というキーワードも考えながらやっていくことになりそう。

横浜市ことぶき協働スペースの活動は7年目を迎える。簡易宿泊所のオーナーとの連携による、居住支援を軸とする新しいプロジェクトも始動する。ココでの取り組みは特別な何か。あと3年半は寿町をベースとするR&D的活動を続けることを宣言しておく。

単なる支援とかではなく、何かをやろうとする人・思いがある人との、いい感じのつながりづくりと、インクルーシブ領域で、たくさんの人が集まって価値を生んでいくための活動デザインのアクションリサーチは続く。

泰生ビルの住民として
中区相生町の関内桜通り沿いの「泰生ビル」もまた、面白い。
横浜デザインプロダクション、nitehi works、オンデザインパートナーズ、BankART1929、ピクニックルーム、からこそbox、横浜歴史資産調査会などなどの住民や、まちづくりエージェントSBC.やイワモトユウくんほかのさくらWORKS<関内>入居者たちとのコラボレーションを通じて、「Act Local, Think Global」の理念を実現するプロジェクトを構想中。
相生町内会の役員としての活動と、これらの登場人物たちがいままで以上につながりそうな気配もあって楽しみなのです。

古い建物とその周辺の、いろんなヒトの新しいアイデアが交わる場所は、横浜の未来を照らすなにかになる気がする。

未来への展望
2025年は、地域におけるつながりを、これまでよりちょっとだけ深掘りしたい。人間が人間として大事だと思えるコトにじっくり向き合う時間をどれだけ大切にできるか――その答えを横浜で模索していきたい。

楽しくなければ続かない。深く掘り下げなければ面白さは分からない。
多くの方々と、共に学び、つくり、共有するプロセスを分かち合えることが楽しみ。
2025年もどうぞよろしくお願いします。


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