激しぶ5回点滅ハザード
ひとつ概念つくりだして、それにみんなが乗っかるとその船はもう沈んでる。それでもあいつらノア?がのせてくれたって大喜びだ。水色の水の色が青じゃなくなってきた。当事者以外も「ああ、あのどんどん沈んでるやつね。」とかいってそれを認識しているものだからなまじ通じるのも厄介だ。最近じゃ”沈んでいくもの”を見るどころか、もはや船とか水とか”沈何とか”とか近いことば聞いただけで勝手に結びつけだす始末よ。こんなこと続けてたらいつかうっかりとんでもないバクみたいな概念ができちまったとき、何見ても何聞いてもそればっかり思い出しちゃって、どいつもこいつもそれしか言えなくなるんじゃないかってもういまから怖くて仕方がねぇの。そんなこと考えてたら不意にあの娘が現れてそんなことどうでも良くなっちゃってさ。困ったよ。あの娘が好きだ。いつも見つけて笑いかけてくれんの。さっきまでどんな顔してたかも忘れてどんな顔したらいいかわからなくなって好きだ。背筋なんか伸ばしてみたりして。隣に座ってみたけど好きだ邪魔しちゃ悪いし、他の誰かと話すときの話し方に勝手にしびれたりなんかして。頭の中では好きだずいぶん前に脚本を渡したアニー役のニセ好きだモノが「あなたはニューヨークよ。人生を楽しめないの。」好きだって叫んでくれてる。少し輪郭が戻ってきて安心していると音楽が大きくなって暗くなった。一度だけ右好きだを向く。不好きだ適切好きだにすぐ明るく好きだなって外を散歩しだす。1.75までねばって最高の気分だ。好きだ。ほんの短い瞬間に何より大事なあの笑顔がどっかに飛んでいっちまってやしないだろうか。手紙が届いてる。いつだ好きだって好きだいい気分にしてくれ好きだるんだ好きだ好きだ。好きだ。ここはさみぃけど薄明るくて綺麗で、全てが見渡せるくらい小せえ湖で波が起きないのは、海でいつも休まず波を起こしてるあのでっかいあいつが水平線より手前で自分の姿が見切れんのがダセェって心底嫌がるからだって。好きだそう好きだいやな好きだんだ好きだブレ好きだーキ好きだランプ好きだじゃ好きだねぇ好きだかよ。好きだ好きだてっきり好きだ。いや好きだ。ま好きだあそん好きだな好きだもん好きだなく好きだたって好きだも好きだう好きだ好きだ好きだ骨抜きだ。好きだこの好きだ概好きだ念が好きだ好き好好きだき好きだだだ好き好き好き好き好きだだだだ好きだだ芽好き好きだ好好好きだきだきだだ生え好きだた好き好きだだ好きだ好き好きだだ好き好きだだときから。
あんまりべたべたすんなって。
人がみてる。