本物のオオサンショウオは
日本固有種のオオサンショウウオは日本全体のオオサンショウオの1%しか存在しない。そのほか99%の個体は外来種との交配によって生まれた雑種である。稀有な原種のオオサンショウウオが小さなアクリルに入れられて展示されていた。
つぶらな目玉、どこが瞳なのかはわからん。それが一層と哀しみを助長させる。わけもわからずそいつは独りぼっちである。
稀有なオオサンショウウオを守る意味はなんだろうか。大陸にいるオオサンショウウオとこのオオサンショウウオの違いはなんだ。
交雑し99%のシェアを獲得したそいつらこそオオサンショウウオではないのか。オオサンショウウオオブオオサンショウオではないのか。
絶滅危惧種、目に見える動物は守らないかん気がするが微生物はどうなんだ?肉眼で見ることができないモノは守らなくてよいのか。
大陸の動物たちは交雑と淘汰を繰り返して、自然を生きている。人間のエゴで保護してよいのか?
いろんなところに思いをはせられる場所が、そう京都水族館。京都に来たときは是非に。