イギリスの日本食レストラン潜入調査レポ
どうも、相変わらずバーミンガムでの思い出をnoteに認めてます( ・ ω ・ )ノ
元々前回の記事の中で書こうと思ってましたが思い返しただけでも書きたい事も写真もたくさんあったので独立した記事にしました。
イギリスでは90年代頃からWagamamaやWasabiなどの日本食レストランのチェーン店が増え始め、NobuやSushisambaと言ったセレブが通う寿司レストランも充実しています。
なのでいつかイギリスの日本食レストランに行ってみたいと思ってました。
そんな中見つけたお店がここ⤵︎
KARAAGE!!
バーミンガムリゾートアリーナ内にある日本食レストランです。
唐揚げって中華料理じゃない?
と気になって調べてみたら中華料理を元にした日本料理だそうです。
さっそく潜入調査してきました!
メニューを調査
フードメニューもドリンクメニューも充実しています。
特にドリンクメニューはお酒でもノンアルでも選択肢が多いのが嬉しいですね。
まずはドリンクを注文
ノンアルコールカクテル"Red Tombo"
今回はツアー前なのでノンアルにしました。
『「トンボ」は江戸時代、勇気の象徴として侍達の間で有名でした。』
えっ⁉︎そうだったの⁉︎
調べてみたらトンボは縁起物として武士の兜や鎧などの装飾に用いられていたそうです。
イギリス人から武士の心を教わりました。
酸味が爽やかで夏にピッタリのドリンクです。
メイン選び
メニュー読んでるだけでも新たな発見があって面白いですね。
餃子が中国語でも英語でもなく日本語の"Gyoza"だったりパン粉が英語でもpankoだったり。
日本でも話題になったカツカレーもちゃんとあります。
ハンバーガーにはピクルス代わりにたくあんが挟まってるようです。
"Bento Box"が日本円で約5,600円なのが昨今の円安を物語ってますね。
今しがた気付いたんですがGyozaとTakoyakiの間にある"The Swordman's Six"ってなんだ…?
そうだ!お店の看板メニュー、唐揚げを見てみよう…
Original Karaage-"Kun"!?
このお店日本を知り過ぎてる‼︎
これはもうからあげクン一択です。
Red Tomboを飲みながら暫し待ってたら⤵︎
これがOriginal Karaage-Kunだ‼︎
揚げたネギが香ばしく、マヨディップも付いています。
そして『おてもと』と書かれた割り箸と取り皿、日本人への配慮がなされてます。
実食
ディップを楽しめるようからあげクン自体はあっさりめでしっかりと噛み応えのある鶏肉を使ってるようです。
帰国してから本家のからあげクン食べたんですが近い味でした。
ディップソースは追加もできて種類も豊富です。
マヨって呼び方やトンカツソースに親近感を覚えます。
再びメニュー調査
お酒のメニューをまだちゃんと見てなかったので調査に戻ります。
日本のお酒がかなり充実してます。
他にもイタリア産ワインもありお酒の種類も豊富ですね。
タピオカティーは自由にカスタムできるのが楽しそうですね。
Red Tomboと迷いましたがお腹いっぱいになりそうだったので今回は見送りました。
なぜタピオカティーは英語でBubble Teaになったんだろう?
そして気になるのが⤵︎
GOGYO COCKTAILS‼︎
五行の元素をイメージしたカクテルのようでMizu(Water)やTsuchi(Earth)がある中で
Nureonna(Fire)!?
絶対べっしゃべしゃの女の妖怪だよね⁉︎
火とは正反対の要素だよね⁉︎
もちろん即調べました⤵︎
ほら妖怪出てきた‼︎
予想以上に妖怪でしたが名前ほどべっしゃべしゃしてなかったです。
逆に火を知らずに濡れ女を知った経緯が知りたいです。
他にも気になるのが⤵︎
Tokaido→GinzaからのToki Toki no Mi!!!
地名から急にワンピースの悪魔の実が出てきたのか謎ですし、解説読む限りきちんと意味を理解した上での名付けみたいです。
オリジナルハイボール美味しそうなんですけどなんで名前がこうなったのか気になります。
やたら日本に詳しいと思ったらこういう日本人からのツッコミ待ちみたいな要素も出てきて油断ならないです。
デザートメニュー
少量だと思ってたからあげクンでしたが意外とお腹いっぱいになってきました。
本当は副菜の"Furikake Rice"食べたかったんですよ。
ふりかけを用意する辺り本当に日本人の趣向が分かってますね。
でもこれだけ日本食を取り揃えてるお店のデザートは気になるので別腹で食べちゃいます!
MochiやDorayakiがある‼︎
これはなかなかの日本通ですね。
Lotus Cheesecakeも気になりますがここは日本的なDorayakiを注文⤵︎
オシャレ〜‼︎
どら焼きが西洋に渡るとこんなオシャレなスイーツに変身するんですね。
上にはチョコソースとキャラメルソース、中はあんこじゃなくてカスタードソースで多分パンケーキの味付けにどら焼き要素があったんだと思います。
かなりイギリス化されてましたね。
お腹に余裕があったらMochiも食べてみたかったです。
メニューにクリームフィリングと書いてある辺り雪見だいふくみたいなのが出てくるんじゃないかと推察します。
総合レビュー
ちょいちょいツッコミ所はありましたが味に関しては日本人が食べても違和感のないちゃんと美味しいものを出しています。
海外で魔改造された日本食を期待すると肩透かしを喰らうかも知れないです。
でも海外で日本食を研究して美味しさを伝えようとする人がいるのは嬉しい限りですね。
円安の影響で合計約5,000円というやや高めの食事代。
本来なら日本の外食もこれくらいの値段設定にならなきゃいけないのかな?と思いました。
皆さんもバーミンガムに行く機会があれば是非寄ってみてください。
ちなみに
お店のHPを見つけましたが唐揚げの歴史などちゃんと調べて紹介しています。
筆文字とか武士化した鶏とかヘンテコ日本観を抑えたデザインとなってて見応えあります。
多分これはご愛嬌。