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ぼっちが天パりながらバーミンガムに行った話【後編】
こんにちは、前編を読んでくださりありがとうございます。
あまりにも色々書きたい事があって後編まで続きましたが読んでもらえると嬉しいです。
後半は旅慣れしたからか天パってないエピソードも加わってます。
7.郵便局を探せ
毎年この時期になるとスコットランドの友達とお互いバースデーカードやプレゼントを贈る習慣になってます。
せっかくイギリスにいるんだからサプライズで現地から送ってみました。
Googleマップでバーミンガム空港内にポストがあると確認してましたが実際行ってみたらそこはコンビニ。
コンビニ内に郵便局のパンフレットがあったから店員さんに確認してみたら「あらーここはコンビニよー郵便局じゃないですよー」とちょっと小馬鹿にされたような言い方されました。
傷付いてる暇はないのでタクシーで最寄りの郵便局まで行く事に。
Googleマップ見せて最寄りの所と頼みましたが具体的な場所を指定しないと駄目だったので勢いで決めました。
そこから郵便局まで行き運転手さんに待ってもらってるプレッシャーの中たどたどしい英語で荷物を渡してきました。
帰り際「旅行?仕事?」と聞かれたのでライブのために渡英したと伝えたら「えーすごいね!」と興味津々だったし「本当に困ってた所をあなたに助けてもらえました」と伝えたら喜んでたので良い人に救われました。
友達からは次の日に連絡が来ました。
すごく驚いてたしプレゼントも喜んでもらえたのでサプライズ大成功‼︎
8.旅先での出会い
天パってばかりの旅行でしたが良い出会いもありました。
お土産はスーパーで買う派なんですが、お土産を一通り買って会計してたら私のTシャツを見た店員さんから「ガールズ・アラウド‼︎」と驚かれました。
なのでライブを観に日本から来た事を話したら更に驚いて話が弾みました。
会計後には「ライブ楽しんでね」と声をかけられてほっこりした気持ちでお店を出ました。
レジで世間話をする光景をよく見たのでイギリスの日常を体験できました。
イギリスでやりたかった事の1つが『コスタカフェに行く事』
日本でもお馴染みになってきたコスタコーヒーを現地で飲んできました!
コスタカフェはコーヒーだけでなくフードメニューも充実していてどれも美味しそうだったので全然決められない。
そこで店員さんに「あなたのお勧めは?」と聞いてみてそれを選びました。
なんかこなれ感出せましたし1回言ってみたかったんですよね。
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ホテルの向かいの部屋初日は現地で遠征してるファンが泊まっていましたが、最終日ドアの前にいた人達から日本語が聞こえてきました。
思わず「日本の方ですか?」と聞いたら向こうも驚いてて、どうやら鍵が開かなくて困っていたようだったのでお手伝いしました。
ご夫婦でウェールズを観光されてたそうで初めて日本人と遭遇したらしいです。
まさかイギリスで日本人と会うなんて不思議なものですね。
帰りの飛行機で中東系の家族と一緒になり隣に小学生くらいの女の子が座りました。
その子はとても愛らしく利発な子で1人で乗ってたアジア系の私に興味津々のようでした。
彼女は「ブランケットの袋を開けてくださいますか?」と流暢な英語で話しかけてきたので手伝ったり大きな物音がした時にお互い顔をしかめて困ったねとアイコンタクトしたりとこっちの事を怖がらずにコミュニケーションを取ってきました。
母親と目が合ったら笑顔で会釈したり前の席に座ってた妹がこっちに手を振ってきたりと家族の方もとてもフレンドリーでした。
帰りに「あなたの名前は?」と聞かれたので答えた後で「あなたは?」と聞いてみました。
名前を教えてもらって思わず「かわいい!」と日本語で言いましたがきっと良い意味だと伝わってるはずです。
今回の旅行が上手くいったのは間違いなく良い出会いの積み重ねがあったからですね。
あと関係ないですが空港職員が航空会社のスタッフから「マダム」と呼ばれたのが年相応に見えたんだなと地味に嬉しかったです。
9.人生初のオフ会
今回やってみたかった事の1つ『オフ会』も叶えました!
お相手はX(Twitter)で仲良くなった趣味友の方。
飛行機の都合で東京に1泊する必要があったのでチャンスと思いお声かけしてみました。
しかし入国手続きで予想外に時間がかかり約束の時間から遅れてしまいました。
お相手の方がお店に連絡し快く対応してくださったおかげでオフ会実現しました。
予約席に向かったらお相手の方の後ろ姿が見えました。
ドキドキしながら挨拶してとうとうご対面。
お土産を交換して注文しつつお話し開始。
いつものX(Twitter)上では普通にやり取りできるのにいざ対面すると緊張しますね。
でも話しているうちにいつもの感覚に戻ってきて趣味の話に花が咲きました。
X(Twitter)上でもそうでしたがお相手の方が聞き上手で共感してくださるので楽しく話せるんですね。
新たな趣味や過去に行った公演の話などX(Twitter)上で知らなかった一面も知れました。
食事に舌鼓を打ちつつ話も弾みあっという間にお開きの時間。
途中まで一緒に帰りお見送りしていただきました。
九州に来る機会があったら是非またオフ会したいなぁ。
10.お土産
天パる出来事が多い中無事に家まで帰り着きました。
家族や職場へのお土産以外にも自分向けに色々お土産買ってきました!
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まずはツアーグッズ!
今回初めて扇子がグッズ化したのでこれは外せません。
本当はタンブラーやパーカーも欲しかったんですが円安でグッズ代も高騰しておりこれが限界でした。
VIPのバッグとパスはあと1組あります。
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ラムとジン!
『バーニング・バーン・ラム』はバーミンガム産で日本では手に入らないと思われる貴重な一品です。
甘くなくてスモーキーなのでこれまで飲んできたラムと全然違う味わいでした。
ラムコークもいいですがロックでスモーキーな渋さを味わうのもいいですね。
『ウィットリー・ニール・ジン』はロンドンの蒸溜所で作られたジンで日本でも手に入る一品です。
ピンクグレープフルーツのジンは夏にピッタリだしジンが苦手な人でも飲みやすい口当たりだったので1ヶ月もしないうちに飲み切りました。
邪道ですが三ツ矢サイダーで割っても美味しかったです。
他にも様々なフレーバーがあるので全種類制覇したいです。
自分で選んで苦労して持って帰ってきたのもあるからか愛着が湧きますね。
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ズハイル・ムラドデザインのショップバッグ!
ズハイル・ムラドと言えばシェリルがカンヌ国際映画祭やXファクターなどで着ていたラグジュアリーなドレスのデザイナー。
ガールズ・アラウドファン憧れの逸品がドーハ国際空港のお土産売り場にありました。
白と黒の2色展開で私は黒にしました。
憧れのブランドを身につけられるなんて夢のようです。
番外編:家族へのネタバラシ
実は今回地元にいる家族には黙って旅立ちました。
母が心配性で女性1人で海外旅行なんて言おうものなら猛反対するのが目に見えていたからです。
かわいい姪っ子達にどうしてもお土産を渡したかったのでその時にネタバラシをする作戦で行きました。
私「今日はお土産持ってきたよー」
妹「良かったねーいいのもらったね!」
母「これ(英語の雑誌)どこのお土産?」
私「イギリス」
母・妹「すごーい‼︎」
意外とあっさりしてました。
急にイヤイヤ期の始まった姪っ子妹もお土産を見てご機嫌に。
姪っ子達には好きなキャラの雑誌があったのでそれにしました。
姪っ子姉は雑誌に付いてたおもちゃで早く遊びたくて開けようとしたら表紙が破れてしまいものすごくショックを受けていました。
海外の雑誌おまけが表紙に直付けされていて姪っ子に優しくなかったです。
煽った伯母が全部悪い。
姪っ子姉には以前マスクド・シンガーでニコラの動画を観せてたので伝わるかなと思い画像を見せてみましたがピンときてなかったようです。
姪っ子妹には試しにウェイク・ミー・アップのツアー動画観せてみましたがとても興味津々で観てました。
空飛ぶバイクって小さい子にも分かりやすくカッコいいですよね!
ただ光の点滅が激しかったから幼児向けでは無かったよな…
その後叔母にもお土産を渡しに行ったんですがなんと従兄弟も入れ違いでロンドンに出張してたらしいです。
こんな偶然あるんですね‼︎
まとめ
今回の旅行で学んだ事は「プロに頼れ」です。
旅行会社や空港職員、ホテルのスタッフの方々はこれまでたくさんの外国人を相手にしてきてるので多少英語が拙くても要望把握に長けているし適切に対応してもらえました。
出入国の手続きはプロの言う事を聞いていれば流れ作業のようにスムーズに終わるしトラブルがあっても解決策を提示してもらえて安心できました。
もちろん感謝の気持ちや謙虚さを持って頼りましょう。
帰ってきて1ヶ月経ちましたがもうイギリスが恋しいです。
何の根拠も無いですが次に行くのは10年先みたいな遠い未来ではない気がします。
次にイギリスへ行く時は大人の余裕を持って天パらないようにします!