公演無事に終了いたしました。
どうも裕本恭です。
深夜ガタンゴトン2020年夏の公演「消え残る」は、無事に全日程終了し、最終日から2週間を迎えました。
関係者、お客様からも体調不良や新型コロナウィルスに感染したというような連絡は来ておらず、無事にやっと公演を終えたと言っても良いと思います。
感染症対策や運営対策などのナレッジの共有として、今後ぽつぽつとこちらに資料をまとめて行こうと思います。
取り急ぎ、ここに感謝の言葉を記しておきます。
この状況下、会場まで足を運んでくださった全てのお客様に感謝申し上げます。そして、クラウドファンディングでご支援くださった皆様に感謝申し上げます。
みなさまのおかげで、公演を行うことができました。
今回の物語は、売れない俳優とちょっとずつ有名になっていくAV女優の共同生活のお話でした。
ムトコウヨウ、星秀美、本人の境遇に近しい話でした。(というか創作に携わる人たちは多かれ少なかれ似たような境遇に陥る話だったと思います。)
あくまでフィクションであるので、本人たちの人生とはなんら関係ないのですが、なかなかそこの切り離しが上手く行かなかったのかもしれません。
私自身が自分の身の上をベースに書くタイプの作家なので、そうなってしまうというところも多分にあります。
そういう意味では本当に2人には辛い思いをさせてしまったのではないかと思っております。
しかし、2人はそれでもやり切ってくれました。
今回の創作では、物語の性質上、「人と交わるとは何か?」「創作とは何か?」「欲求とは何か?」ということずっと考えてきたと思います。
深夜ガタンゴトンは「新しい気づきのプラットフォーム」ということで再スタートを切りました。やっぱり、新しい価値観を受け入れたり、自分が心の奥底で否定している価値観を受け入れるというのは途方もなくしんどいことなんだなと創作を通じて感じております。
そして、何より信頼を築けないと成立しない。
結構難しいことをやろうとしているのかとしみじみと感じました。
とにもかくにも私は、この最中、この作品をやり切ったムトコウヨウと星秀美に感謝を伝えたい。
また、みなさまと劇場でお会いできる日を楽しみにしております。
深夜ガタンゴトン 裕本恭
追記
公演のグッズのオンライン販売を始めました。
クラウドファンディングで実は他のリターンが欲しかった方、会場に行けずともグッズが欲しかった方、ぜひこの機会にご利用ください。