深夜ガタンゴトン

2014年に劇作家の裕本恭が立ち上げた創作ユニット。 2017年1月の公演を最後に実質活動休止状態に。 2020年「新しい気づきのプラットフォーム」をコンセプトに、「現代社会で本音で生きる」を合言葉に2020年活動再開。東京の小劇場界隈を中心に活動。

深夜ガタンゴトン

2014年に劇作家の裕本恭が立ち上げた創作ユニット。 2017年1月の公演を最後に実質活動休止状態に。 2020年「新しい気づきのプラットフォーム」をコンセプトに、「現代社会で本音で生きる」を合言葉に2020年活動再開。東京の小劇場界隈を中心に活動。

マガジン

  • 「消え残る」創作ノート

    2020年8月13日〜16日に上演される深夜ガタンゴトン3年ぶりの新作「消え残る」の創作ノートです。

  • 深夜ガタンゴトンマガジン

    • 14本

    立教大学の劇団しどろもどろで同期だった男3人で「演劇と〇〇」を主なテーマにnoteで配信していきます。中小企業改革をしながら創作を続ける裕本、営業マンをしながらWeb製作勉強中の高橋、ドイツ在住のしゅんちゃんで記事をお届け。 「日々の営みのなかにある演劇」に気づけるそんなマガジン。

  • ぬるい体はかたくなる 創作日誌

    深夜ガタンゴトン第2号公演「ぬるい体はかたくなる」の創作日誌です。企画、執筆、稽古から本番まで。ひとつの作品が出来上がるまでを余すことなく書いていきます。

最近の記事

日々の記録

こんばんは久しぶりにnoteを更新します。 脚本家、漫画原作者の裕本恭とです。 昔は演劇をやっていて、紆余曲折あって今は漫画原作者として執筆しております。 〝書く〟という行為のほとんどが今手がけている作品に費やされ、TwitterがXになりどことなく気軽に発信できるような雰囲気でなくなり、かといって日記を書くほど甲斐性もなく・・・ 自由に、でも、ちょっと誰かに見て欲しいぐらいの〝書ける場所〟がなくなってしまい、久々にnoteを更新しようと思ったのです。 昔はブログや

    • 趣味の演劇サークルつくります!(第1回イベントのお知らせ)

      趣味で演劇をやろう「マイペースに演劇」をコンセプトに趣味の演劇サークルを立ち上げます。 月に1回〜2回程度、リアルやオンラインで集まり、台本を読んでみたり、動いてみたりするサークルです。他にも一緒に観劇に行ったり、面白かった演劇の感想を言い合ったり、趣味演劇の人が集まれば良いなと考えております。 こんな方お待ちしております ・趣味で演劇をやってみたいなという方 ・演劇の話をする仲間が近くにいないという方 ・新しい趣味を探している方 ・演劇をする場所を求めている方 ・共通の

      • 2020年ありがとうございました

        どうも裕本です。 Twitterを開くと、鬱々とした言葉が立ち込めてきます。でも今年は仕方ないんじゃないかなぁと。それだけ大変だった年ってことだと思います。 さて、2020年を振り返り、今年お世話になった方々にささやかながら御礼の言葉をしたためることができればと思い、筆を取りました。 深夜ガタンゴトンの2020年は、ちゃんと振り返ると充実した1年だったんじゃないかなぁと思ってます。それもこれも大変な最中、めげずに一緒に創ってくれたアーティストさんのおかげですし、気にかけ

        • 公演無事に終了いたしました。

          どうも裕本恭です。 深夜ガタンゴトン2020年夏の公演「消え残る」は、無事に全日程終了し、最終日から2週間を迎えました。 関係者、お客様からも体調不良や新型コロナウィルスに感染したというような連絡は来ておらず、無事にやっと公演を終えたと言っても良いと思います。 感染症対策や運営対策などのナレッジの共有として、今後ぽつぽつとこちらに資料をまとめて行こうと思います。 取り急ぎ、ここに感謝の言葉を記しておきます。 この状況下、会場まで足を運んでくださった全てのお客様に感謝

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        • 「消え残る」創作ノート
          6本
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          0本

        記事

          演出の企み

          どうも、裕本恭です。 今日は演出の企みについて。 今回、感染症対策として、舞台と客席面を透明なビニルシートで仕切ります。実は、俳優間にも透明なビニルシートを演出的に設置しようと考えております。 今回のお話は「覚悟」と「距離」の話とも言えます。 SNS上では自由気ままにそれぞれの「正義」が語られておりますが、多くの人間がそれを発信できるのは、「自分に触れられることはない」と感じているのではないかと思います。 どんなに綺麗事を話している人間も実際の人間関係には苦労してい

          今作の参考図書紹介

          どうも、裕本恭です。 自己紹介も終わり、やっと創作ノートらしくなってきます。 どうしても今回、作品の性質上、個人の話によりがちなので、今日は客観的な資料をご紹介します。 さて、今作はちょっと名前の売れているAV女優が登場します。 今回、AV女優のことを調べるのにいちばん参考にした書籍はこちら。 鈴木涼美著の「AV女優の社会学-なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか-」です。 わりと有名な書籍です。サブタイトルの「なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか?」という疑問から、A

          今作の参考図書紹介

          どうも裕本恭です。

          どうも裕本恭です。 改めまして、私=深夜ガタンゴトンの紹介です。 ムトコウヨウと星さんの話と続き、そういえば、そもそも裕本って何だ?深夜ガタンゴトンって何だ?ってお話です。 ざっくり紹介 まず、裕本恭と深夜ガタンゴトンっていうのは、西川貴教さんがTMRevolutionと名乗るのと同じ認識で大丈夫です。 前身は劇団東京ペンギンでした。2010年〜2015年の約5年間、代表、脚本、演出を努めておりました。 解散後のソロユニットということで、深夜ガタンゴトンがあります

          どうも裕本恭です。

          実は星秀美が苦手でした

          さて、今日は星秀美の紹介です。 先日、サタンことムトコウヨウの紹介を書いたのですが、どうも当たり障りのないことを書いてしまい、反省しております。(エピソードはいろいろあるんですが、どれもコンプライアンス的にアウトで公開できませんでした笑) 星秀美をざっくり紹介桜美林大学出身、元レティクル東京座、女優活動に止まらず、読み合わせカフェやTRY-SYSTEMの運営を手がける小劇場愛好者。 読み合わせカフェに関しては一度noteでも紹介しております。 実は、星秀美が苦手でした

          実は星秀美が苦手でした

          ムトコウヨウという男

          すでにチケット販売開始しております。深夜ガタンゴトン3年ぶりの新作「消え残る」ですが、こちらのマガジンでは、作品の魅力についてお話していこうと思います。 第1回は出演者のムトコウヨウについてです。 一瞬で分かるムトコウヨウ劇想からまわりえっちゃんに所属するムトコウヨウ、写真だけ見るともうこんな感じです。 ゴツゴツした顔、笑いをとるためなら手段を選びません、ギャグ100連発朝飯前です、どんな状況でも盛り上げます、バンジージャンプやります、街頭パフォーマンスやります、変な髪

          ムトコウヨウという男

          深夜ガタンゴトンプライバシーポリシー

          ◆はじめに 深夜ガタンゴトン(以下、当カンパニー)は、個人情報の取り扱いにおいて、下記のように定めます。 以下のプライバシーポリシーでは、個人情報の取得・利用・管理について記載しております。サービス利用にあたり、個人情報保護方針をお読みになり、ご理解いただけますと幸いです。 ◆個人情報の取得 当カンパニーでは、ゲストの皆様の個人情報(氏名、住所、メールアドレス、電話番号など個人を特定できる情報)を取得させて頂くことがあります。 ◆個人情報の利用 取得した個人情報は、

          深夜ガタンゴトンプライバシーポリシー

          未開の議場-オンライン版- 観劇レポ

          「PICK UP ACTION」第3回。今回は何度か紹介している「未開の議場-オンライン版-」の観劇レポです。 実際にどのような上演が行われたのか。そして、この作品には上演形態の面白さもさることながら、今、まさに世界が直面している問題を「会議劇」という形で見事に表しております。 ※本記事は観劇レポです。できる限りの配慮をしておりますが、ネタバレが気になる方はご遠慮ください。 オンライン配信だからできる面白さ上演を実際に見て、今回の作品はオンライン配信を想定しつくられた遊

          未開の議場-オンライン版- 観劇レポ

          20分で演劇界の情報を集めてみた

          どうも裕本恭です。 先週、「PICK UP ACTION」と題して、芸術・エンタメ界隈の取り組みを紹介しましたが、この1週間で状況は大きく変わりました。 さて、今週も何かとりあげようと考えましたが、もはや1個1個拾ってる暇はねぇ(こんな状況でも僕は、いつも通り会社に出社してます)ってことで、20分間でどれぐらい、今、演劇界で行われていることを拾えるかやってみました。 ※もう本当に20分間、Twitterと検索エンジンをフル回転させて、拾えたものを無差別に掲載しております

          20分で演劇界の情報を集めてみた

          芸術・エンタメの取り組みを見てみる

          どうも、裕本恭です。 先週までずっと世代論を小劇場の歴史と絡めながら連載して、さて、次は何を書こうかなって考えておりました。 正直な話、今、起きている諸問題の解決は国が正常な判断を下すことを待つか、革命を起こすかぐらいだなと思っております。 とはいえ、全ての人間に生活がありますから。 実は深夜ガタンゴトンも次回に向けていろいろな情報をそろそろ公開しようと思っていたんですが、現状、そんなことしてる場合じゃねーってのが正直なところ。 この何も公開していないのに、やるかや

          芸術・エンタメの取り組みを見てみる

          20代は何の影響を受けているのか?そしてこれからは?

          どうも裕本恭です。 おそらく、自宅で外出自粛をしている方が多いと思います。 こういうとき、時間が空いても、なかなか気持ちが落ち着かないもんだなと。みなさんはいかがでしょうか。 さて、「私たちは何の影響を受けているのか?」最終回。 「20代は何の影響を受けているのか?そしてこれからは?」 今回、年表を作成したときに、20代ぐらいから全く小劇場の部分を埋めることができなかったんです。 それはおそらく下の2つのことを強く感じたからできなかったのかなと考えております。

          20代は何の影響を受けているのか?そしてこれからは?

          30代40代は何の影響を受けているのか?

          どうも裕本恭です。 100日後に死ぬワニ、全部見てないですけど、単純に100日漫画をアップし続けるってすごいことですよね。できることを継続して、少しずつ広げていく。そういう気持ちでやってきましょ。 というわけで、「30代40代は何の影響を受けているのか?」行ってみよう! ざっくり小劇場的な流れを振り返る①「静かな演劇」の登場。平田オリザ氏の青年団が90年代の演劇界に大きな影響を与えます。 ②前回お話した小劇場第四世代の後、笑殺集団リリパットアーミーや大人計画等が登場し

          30代40代は何の影響を受けているのか?

          50代60代は何の影響を受けているのか?

          どうも裕本恭です。 「私たちは何の影響を受けいているのか?」の連載2回目今回は50代60代にフォーカスをあてていきます。 小劇場はカウンターカルチャーの繰り返し 大前提でお話すると、小劇場という世界はカウンターカルチャーの繰り返しと言えるかもしれません。 歌舞伎から始まり、歌舞伎に対して型にとらわれないということで、新劇というものがはじまり、その新劇に対して、アングラ演劇というものが始まりました。アングラ演劇というのは、言葉にするのがなかなか難しいのですが、それまでの新劇

          50代60代は何の影響を受けているのか?