NLP「14の前提」 ②「相手の」フィールドに入る ③「相手の」反応が自分のコミュニケーションの成果 ④必要な資源(リソース)は、全ての人が既に持っている
NLPとは、Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の頭文字から名付けられています。
NLPは、成功している人の共通点を抽出し体系化したもので、コミュニケーション能力を高めたり、目標達成に役立てることが可能です。
「14の前提」があり、次のとおりです。
人は自分の経験則(モノの観方)で反応していて、現実そのものに反応しているのではない。
「相手の」フィールドに入る。
「相手の」反応が自分のコミュニケーションの成果。
必要な資源(リソース)は、全ての人が既に持っている。
いつでも今可能な最善を尽くしている。
全ての行動は、肯定的意図によって起こる。
誰かにできることなら、自分にもできる。
失敗は存在しない、ただフィードバックがあるだけ。
問題・障害・制限は「チャンス」。
うまくいかなかったら、別のことを試してみる。
人はいつでも完全に機能している。
心と身体はひとつの有機システム。
何も選択しないよりも、何かを選択した方が良い。
認知の状態を知る。
今回は、
「②「相手の」フィールドに入る」
「③「相手の」反応が自分のコミュニケーションの成果」
「④必要な資源(リソース)は、全ての人が既に持っている」
について、書いてみます。
②「相手の」フィールドに入る
相手のモノの観方を尊重します。
「受け取る」ことは必要ですが、「受け入れる」必要はありません。
=相手のモノの観方そのものに同意する必要はありません。
キャッチボールと同じで、相手が受け取りにくいボールを投げてきたとしても、受け取る意識を持ち続けることが大切です。
③「相手の」反応が自分のコミュニケーションの成果
コミュニケーションは、反応に意味があり、反応を創り出しているのは自分であるという「主体者意識」を持つことが大切です。
もしも望む成果でない場合には、コミュニケーションの内容を「主体的に」変えることが可能です。
④必要な資源(リソース)は、全ての人が既に持っている
リソース(資源・答え)は、その人の内側にあり、外側にはありません。
リソースに氣づくためにコミュニケーションを行いますが、リソースをどのように活用するか、または活用しないかを決めるのは本人です。