ラーメン


駅を降りラーメン屋に入る。
自動券売機の前、普通か大盛りかの選択肢。昔から麺料理は大盛を選びがちだ。

麺は食べやすい、スルッと行ける。
そのスピードを考えると
普通ではあっという間で食べている気が
しないからではないだろうかと考える。

ご飯をつける。ラーメンだけだも寂しい。
特に夜はご飯を食べて食べた気がする。
ラーメンはおやつと捉えてしまうのかもしれない。

トッピングは煮卵だ。表面に浮かぶ
絵面に卵の黄身が映っているかどうか、
あるだけで華やかに感じる。また単純に卵が好きなのもある。ラーメンだけだとあまり共通点ないから会話が盛り上がらない、
卵一緒に来てくれよ的な感じがある。

大盛りを食べた後、いつも動かなくなる。
昔は大丈夫だった。その昔は若いだけの理由だ。加齢の今、胃袋も少しずつ派手な生活をやめ質素に暮らそうとしている。
その中でラーメン大盛りを流し込めば、もう昔みたいに家は広くないんだよ、入らないよ、この荷物はと言われているのではないかと思うほどお腹ギュウギュウになっている。

それでも繰り返させるのがラーメンの魅力かもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?