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新人さん必見。色々な場面で役立つ“基本姿勢”

自分が正しい姿勢ができているか確認する

正しい姿勢は、身体を横からみた時に、背中から腰までが、S字カーブを描いている状態です。

1、壁際に立ちます

2、壁にかかとをくっつけます

3、足は閉じ、自分の左右のかかとをくっつけます
  ※この時、つま先は自分の握り拳1個分が入るくらい開きます

4、壁に、かかと、ふくらはぎ、お尻、肩、頭が、しっかり壁に触れていることを確認します

5、天井から頭の上を糸で引っ張られているように背筋を伸ばし、顎を引きます

6、手の位置は、自分の利き手をおへその上に軽く付け、反対側の手で利き手を軽く押さえます

 ※この時、脇は閉めるのではなく、少し開けます。


この状況の姿勢が、正しい姿勢です。

そして、この状態から1歩前にまっすぐ進みます。

姿勢を崩す事なく1歩前に進むことができたら、正しい姿勢を維持できていることになります。

もし1歩前に進んだ時に、体が崩れてしまうようであれば、残念ながら正しい姿勢はできていません。

できていない理由は

身体が硬くなっていて悪い癖がついてしまっているか

正しい姿勢を維持するためのインナーマッスルなど筋肉の量が少ないことが考えられます。


壁があれば、正しい姿勢は誰でもできます。

しかし、普段は壁などありません。

壁に変わる補助の役目を果たすのが、インナーマッスルなどの筋肉です。

背筋を伸ばすときに、腹筋や背筋など、体の至る所の筋肉に、グッと力を入れたかと思います。

地球上には、重力が存在します。

立っているということは、重力に逆らっている,耐えているという事になります。

その重力に耐えることができないと、姿勢は崩れてしまいます。

正しい姿勢を維持するためには、最低限の筋肉が必要です。


インナーマッスルは、体の内側の筋肉、例えば、お腹の奥にある骨に付いた筋肉などをイメージされる方が多いかと思いますが

実は、舌筋(舌の筋肉)も重要なインナーマッスルです。

HCT(噛み締め、くいしばり)はもちろんのこと

低位舌の方は舌筋が重力に耐えられない結果、顎が下がり、首が前に曲がり、更に頭の重みで、身体の重心バランスが崩れています。


患者さんに対し、誠意を持って対応しよう

この姿勢は挨拶に強く現れます。

超一流ホテルのような挨拶を望むわけではないですが

歯科衛生士に限らず、受付スタッフの何気ない、素っ気ない挨拶を快く思わず

そこから不満や不信感が積もりに積もって、中断に繋がってしまう患者さんは少なくないです。

中断率を減らしたり、わがままな患者さんの言いなりにならないためにも

スタッフ1人1人が、しっかりとした挨拶ができていることが理想です。

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