やっぱり歯医者は緊張する②
前回に引き続き、歯科衛生士の私が患者として歯医者に行った時に感じた事をお話しします。
前回のお話はこちらから。
https://note.com/sfyyuko/n/nededebd4a600
治療室で1人ポツン
そして受付で名前を呼ばれました。
「長岐さん、1番のお部屋にお入り下さい」
そう言われて1番に入っても、その部屋に誰もいないんですよね。
私だったら、患者さんを呼びに行くときに
「長岐さんこんにちは、ご案内します。今日は1番になります」
って一緒に行くんですよ。
ですが、患者として案内されたその日は
自分一人で部屋に入って、誰もいない、ポツンとした時間があったんです。
私も衛生士ですから、ここにバック置くんだなとか、
ここは土足なので、靴のまま入っていいんだなっていうのは分かりますけれども
私のスタッフ教育方針では
「では長岐さん、お鞄はこちらに置いてください。靴はそのままで大丈夫なので腰の奥深くまで座って頂いて、頭をつけていただけますか」
という誘導、声かけがあるんですよね。
それが全くなかった・・・
というか誰もいないので1人で座るしかないじゃないですか。
で、座った時に後ろから
「じゃあエプロンかけますね」
って掛けてもらったんですけど
後ろからエプロンを掛ける手だけが回ってきたので
誰から掛けられたかも分かりません。
普通だったら例えば
「こんにちは。今からエプロン掛けますね」
って顔を合わせて挨拶してからエプロンを掛けるっていう方が
患者目線としては、ちょっと不安が和らぐんですけどね。
それもなかったんです。
私が行っているスタッフ教育の一つ一つの所作というのは
患者さんの不安を徐々に取り除くことに繋がっている行為なんだと
改めて実感しました。
だって、自分がそうして欲しいから。
いいんですよ、別に全然文句とかじゃないから。
でもやっぱり不安なんですよ。
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