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ScrumFestOsaka2022 登壇感想
登壇のきっかけ
ScrumFestOsakaに今年も登壇させていただきました。昨年・一昨年は京都トラックで参加していたのですが、今年はドラフト会議の結果、三河トラックでお話させていただきました。トラックオーナーの皆様、ありがとうございます。
今回ですが、以前、こちらのnoteでも紹介したチームの話を、チームの立ち上げから関わっていただいたくまごろーさんと一緒にお話いたしました。
今回の内容はチームを作ったときから、成果をあげて皆さんに話せるようになりたいと思っていたので、登壇直後はすごくうれしい気持ちになりました。
資料はこちらになります。
今回挑戦したこと
詳しくは登壇資料をみていただきたいのですが、壁を作らないチームをどのように作り上げるのかというところでした。そのために、敢えてできないことが多いメンバーを中心に置き、全力でサポート体制を作るということをやってみました。
それまで、スクラムマスターに頼ってしまう、プロジェクトが長いメンバーに頼ってしまうというといった、中々変えることが難しい課題があったのですが、それなら思いっきり逆を行ってみようというのがこの取り組みのきっかけでした。
この取り組みには、突然降ってきた無茶ぶりともいえるチームを前向きに進めてくれた人たち、そのようなメンバーを全力でサポートしてくれる人たちがいなければ達成できなかったので、改めて関係者の皆様にお礼を言いたいと思います。
気を付けていたこと
今回、経験が浅いメンバーをいかにして、チームワークを大事にして、短期間のうちに成長できるのかというところを、この期間ずっと考えていたのですが、教育論で話されていることを実践してみました。
特に、今まで自分は率先して引っ張っていくタイプですが、敢えて見守るといことを意識してみました。メンバーを信頼して、任せてみる。ただ、知らないものは教えないといけないし、わかっているけど行動が伴っていない場合は気づかせる。そして、小さな失敗を入れながら、成功体験を積み重ねる。1つ1つは当たり前なのかもしれないのですが、見守るということは思った以上に難しいなというのが実感でした。
次回の登壇では、このあたりの裏の話をしても面白いかと思いました。
これからもよろしくお願いします。