i0820kuagain

i0820kuagain

最近の記事

かぼちゃシチュー 話したいこと

日曜日、妻は晩御飯にかぼちゃシチューを作ってくれた。鶏肉か、豚肉にするか最後まで悩んでいたが結局鶏肉を選択。 これが大正解だったようで、とても美味しかった。いや、豚肉でもすごく美味しいのかもしれないが… 好き嫌いの激しい子供達もこればかりはお気に召した様子で、何度かおかわりをしていた。  普通のホワイトシチューでは絶対に出ない、かぼちゃの甘味がとにかくクリームに合う。 ほのかな甘さ。優しい温かみ… 体が温まって、逆に急激に近づいてきた冬を否応なく感じた所もあったが、幸福な時

    • いつの間にか気づいていた

      結婚をしたこと。 それは多分、決めた時は間違った選択をしていなかったはずだ。 色々と問題はあったけれど、結局今の妻と離れたくない。一緒にいたい。 それが結婚した理由で、正しい選択だった。 この一緒にいたい、という気持ちが無くなってはいないものの、形を大きく変えて変化してきていることは感じる。いや、正直に言おう。薄れてきているのかもしれない。でもわからない。瞬間的に、今だけ薄れて見えているだけなのかもしれない。 遮るものがたくさんあって… 俺の思っていた『一緒にいること』が

      • 静かな午後と新しい友達

        息子が熱を出した。 妻は会社を休めなかったので自分が会社を休み 病院に連れて行った。 39度台の熱が中々下がらなかったので感染症の類を覚悟していたがただの風邪との診断。 この、何の感染症でもなかったと分かった時の安堵感は、今の時代特有のものなのだろう。 感染症でなくても風邪は風邪なんだが… 昼寝は普段絶対にしない息子だが、 今日に限ってはさすがに寝てしまった。 窓を開け、ぬるくはあるが風が通り抜ける部屋。雨の降りそうなじっとりとした空気。 そんな中でコテンと寝てしまうと、

        • ずれ

          話してみたかった人と話していて気が合う、感じていることが似ている。思っていたことが共通している。 そういう時は凄く楽しいし、心も洗われて嬉しい気持ちになる。 誇張ではなく、次の日の朝なんだかすっかり体が軽くなったような気がした程だ。気づかなかったが、今までは重たいものが心にのしかかっていて、 知らず知らずの内にそれが日々に暗い膜をかけていたようだ。 でも… 後から思い返すと、それだけ波長の合う話が出来ていても、心の片隅のどこかに『ずれ』を感じてしまっていたことに気づいた。

        かぼちゃシチュー 話したいこと

          書きたいという気持ち

          今日は会社で嫌なことがあった。 またあいつだ。躍起になってあの子との距離を詰めていくのはなんのつもりなんだろう? 俺にとって友達は貴重だ。 元の弱気も手伝って、『ほんとうに』話が出来そうな人としか長く話せない。これは、俺が話せそう、と思うだけであって相手がどう思っているかは微妙なラインだが… 少なくとも、話そう、話してみたいと決めて話しかける人に関してはしっかり『会話』をしたいし、話すこと、聞くこと。全てしっかりやりたい。話が終わった後に、それぞれの気持ちの持ちようが少し

          書きたいという気持ち

          永遠に続くということ

          永遠に続けられる、本来は嬉しいことのはずなのにこれだけ心が落ち込むのはなんだろう 文章も書けなくなる。 誰かにすがる。 『自分』の中の、誇りや大事に思っている部分を一段階、一段階と落とし続けている。 気づいた時には落ちている。止まらない。 気づいた時には…と言えば、一番好きな秋が来ているのに心が躍っていない。 好転させるには…

          永遠に続くということ

          忘れないように

          ウィスキーも飲んで、シャワーも浴びて歯を磨いて今ようやく布団に辿り着いた。 金曜日の夜。明日は仕事もないから早起きする必要はない。逆に、どれだけ早起きをして昼間眠くなっても良い。自由な金曜日。 書くことも、書く気力も、書けるようなイメージも全く湧いてこない。 でも、今自分が『安定している』ように感じる。それをなんとか書き留めておきたい。 膝が笑うことなく、言葉一つを発するために森の奥から言葉を探し出してくる必要もない。 妻は出会った頃とは違う姿ではある。それでも今また、愛

          忘れないように

          髪がキシキシ

          シャワーを浴びてきた。 ドライヤーをかけて髪を乾かす。 毎日の退屈な作業。少なくとも自分にとっては。 でも、ドライヤーをしまい、鏡の前に立つと自分の姿のどこかに違和感が… 髪がいつもよりシャキシャキ、キシキシしている…?ひょっとしてコンディショナーするの忘れた? 一度気になってしまうと、ずっと気になってしょうがない。もう一度髪だけ濡らして、コンディショナーをし直したいという欲求と、面倒臭さと別にコンディショナーを忘れたところで誰が気にする?という諦めとがせめぎ合う… 折

          髪がキシキシ

          救い

          外から見れば単純明快なこと、 どう見ても答えがわかりきっていることでも 内側はやはりそうではない。 これは何事もそう。のたうちまわる人を可哀想だと思いながら、その痛みをもたらした人とケラケラ笑い話に興じたり。 呼吸を止めて、静かにその場に留まって居るべき時に、全力で逆方向に走り出したり。 この外と内側、外を参考にしながら 内側と上手に付き合っていくこと。 そうして人々は生きているけど、結局のところどこか遠い星に、光り輝く救いがないものかと願い、それを求めることは止められな

          サマーウォーズ

          *一応… 若干サマーウォーズという映画のネタバレと捉えられる部分を書いてしまっているので、 気になる方は以下文書を読まないようにしてください。この文章を読む人等ほぼいないだろうけど… 家族が今日から帰省した。 仕事始まりの関係で、私だけは帰省をしなかった。 本来であれば13日から僕と、子供達だけで帰省をして妻が追いかけて16日に合流し、私は17日に帰ってくる予定だったのだが、 6日から運悪く私がコロナウィルスにかかってしまったことで13日の帰省は断念。 16日に妻と子供達

          サマーウォーズ

          移り変わり

          物事は日々、変化している。 プロ野球の戦力図もそうだ。 2021〜2023まで、 オリックスバファローズは三連覇を成し遂げた。しかし、今戦っている2024年はもう優勝は難しい。それどころか、3位以内に入ることも厳しい状況になってきている。 ここまでの戦いは、 『全てに敗北した』と言えるかもしれない。 力を取り戻したソフトバンクの圧倒的な強さに敗北。 若い力とベテランの力を融合させた、『第二のバファローズ』とも言うべき日本ハムに敗北。 ここ何年も、自分達の戦い方を貫き通し

          いらだち

          眠れない。 変な時間に大雨が降り出して、雷の音で目が冴えてしまった。 外は暑いが、つけっぱなしにしておくには寒すぎる冷房。 それに対して少し分厚すぎる掛け布団。 どこかをうまいことやればもっと良い環境で寝れる気もするが…仕方がない。 冷房は0.5度の微差を調整できないタイプだし、布団は替えがない。 眠れないことに色々要因はありそうだが、 会社でイライラすることがあったことも関係しているだろう。 あいつはなんであんなについて回ってくるんだろう? ただ惰性でついてきているだけ

          家族のこと

          子供達の成長。 それを見ていれれば、家族みんなで仲良く楽しく暮らしていければそれ以外何もいらない。 そういうことなんだと思う。 でも、俺はそれだけじゃ足りないんだと思う。 それだけじゃ足りないという言い方が合っているのか? 出口は結局見つからない。 一度リフレッシュが必要な気がする。 もう長く長く、一緒にいすぎた。 一日、休みのふりをしても結局翌日には帰ってくる。もう、後悔するくらい一度離れてみた方がいいのかもしれない。 それをしたら、きっとみんな俺から離れていく。もう

          勘違い

          何かを勘違いしてる。 おれは間違ってるのかもしれない。 せっかく土曜日に楽しみなイベントがあるのに、楽しみではない。 全部そのせいだ。もう消えてしまいたい気分だ。とりあえずまず家を出て、タバコを買いにいってタバコを吸って、それから帰ってきたい。でもそれは許されない。許されないどころか、信じられないになる。俺が間違っていることになる。全部俺のせいだから。俺が今まで生きてきて上手くいかなかったから。 それもただ荒ぶってるなで終わる。 俺の良いところなんて一つもない。 いい加減

          ウィスキー

          ウィスキーが美味しい。 銘柄は今いろいろと試しているところ。 今日は(今日も)プレゼントのジャックダニエルをロックで飲んでいる。 35歳だが、美味しいと思い始めたのは最近だ。これから何年生きれるかはわからないが、まあ多分あと20年くらいはこのウィスキーの銘柄探求で楽しめるだろう。 辞めてしまった会社の後輩が教えてくれたI.W.ハーパーとかも試してみたい。でも近所の酒屋にないんだよなあ… 酒を飲みながら、生ぬるい外の風にあたりながら音楽を色々聴いている。 ハッティキャロルの

          ウィスキー

          10年前の夏

          窓を開けて、網戸だけの状態にして その窓の前でウイスキーを飲む。 おつまみはなし。氷だけのオンザロック。 部屋は真っ暗にしているが、部屋に通ずる扉は開いている。 雲がないせいか、月がとても綺麗に見える。 風も涼しくて気持ち良い。 昔の夏の夜はこれくらい気持ちが良いものだったはずなのに…気温と、匂いと、虫の鳴き声と…何か胸が締め付けられるような、遠い昔の記憶を思い起こさせてくれるような素敵なものだったはずなのに。 いつしか消えてしまった。 ただただ暑いだけの夏しかやってこな