世界一周プロジェクト⑤カンボジア
こんにちは!
本日からタイついての情報をお届けします!
カンボジアについて
世界でも有名な世界遺産アンコールワットがあるカンボジア。
公用語はクメール語です。
カンボジアは行ってみたい世界遺産ランキングが第一位であるだけでなく、もう一度訪れたい国ランキングでも常に上位を占めています。その理由は、観光や美味しい食事、あるいは楽しいショッピングだけではなく、カンボジア人の人々からあふれだす人懐っこい空気感があるのでしょう。
カンボジアの社会問題
アジアの中でも最貧国として位置づけられていたカンボジアですが、現在は各国の経済援助などを受け、高い経済発展を遂げています。
しかしまだまだ援助を必要としており、貧富の差が大きく、学校に通えない子供がいるだけではなく、農村部を中心にストリートチルドレンや児童労働、人身売買などがあとを絶たない状況が続いています。
カンボジアの教育問題
カンボジアの教育制度は日本と同じ6・3・3制で、最初の9年が義務教育となっています。
ポル・ポト時代と呼ばれる1975年から1979年の4年間という短い期間で何百万人という人が虐殺されたと言われていますが、この4年間は学校教育が行われませんでした。その名残で今でもカンボジアには年配の層が極端に少なく、子ども達が極端に多いということや、教師の質が低いこと、施設が整っていないことが問題にあげられています。そのため、今でも授業が午前と午後に分かれており、2部制となっています。また、音楽や体育、美術などの教育はほとんど行われていないのが現状です。そして、中学・高校3年生の時に卒業試験があるのが特徴です。その試験に合格すると、大学などへの入学資格が与えられます。
しかしながら、年々就学率は高くなってきていて、日本や各国の多くの支援により農村部にも学校が建設され、子ども達が学校に通う姿が多く見受けられるようになりました。ですが、この新型コロナによって全校休校になり、カンボジアの公教育は、目下、完全に停滞しています。多くの子供たちは、今、家の仕事の手伝いをして毎日を過ごしているので、学習の遅れが気になるところです。他の社会活動が再開されている中、教育だけが取り残されている感もあり、学校が元通りの機能を発揮できるのか非常に気がかりです。
Lux;の世界一周プロジェクトでは世界の教育問題を中心に紹介しています。
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