何がはじまるんです?4K吹替・応援上映だ!【 コマンドー 】(1985)
応援上映出動!
アカデミー賞映画も一段落つき、放置していた記事を思い出したので上げておきます。とりあえずこんな狂った事があったことだけは残しておきたかったので…。
さて今回の映画レビューは1985年アーノルド・シュワルツネッガー主演名作アクション映画『コマンドー』です。しかし今回はただのコマンドーではない。僕は映画館のスクリーンで見たのは『4K吹替版コマンドー』なのです。しかも応援上映。
そんな訳で正月の長い連休の最終日。今回4K吹替上映のために刷新されたパンフレットを片手に、この日限りの応援上映をユナイテッドシネマ札幌へ観に行った。
スタッフに何故かタンバリンを貰い、ネタバレをするな(?)とキツく言われ、新作予告もなく始まったコマンドー。
ただ熱心なコマンドー支持者が我々に対しルマンドを配っていたらしくそれを貰えなかったのが少し残念でした。
応援上映。僕も一度だけ応援上映は体験したことがある、あれは新宿バルト9でやったKING OF PRISMの一作目だった。異様な熱気に僕は映画以上に応援上映という形態に感動してしまったものだ。
あの時はキンプリを何も知らないだけに蚊帳の外感があったが(本編は狂っていて面白かった)、今回は自分も大好きなシュワルツェネッガーの映画、コマンドーだ。さぁ上映開始だ!
しかし和気藹々とした雰囲気とは裏腹に応援上映そのものに慣れていないのか観客のテンションは控えめ、だがシュワが丸太を担ぐシーンでは拍手が起こり、シュワが悪漢を倒し、暴れ始めるたびに笑いが起こる事で会場の熱がだいぶ上がってきた。4Kだから映像も無駄に綺麗だ。
終盤、「見てこいカルロ」のシーンでは「やめろカルロ!」とか「今回は行けるぞカルロ!」など熱いカルロ応援コールが起こり、終盤のベネット戦では更に熱いベネットに対する応援コールが巻き起こって大盛り上がり。こんな一挙手一投足に集中してコマンドーのラストバトルを見るとは思っていませんでした。
あと娘と仲良くするシュワに「コボンノー」と言っていた人もいて良かった。
そんなわけでエンディングでは拍手の嵐。あっという間の92分でした。いやいやこれは楽しかった!
こんな素晴らしいイベントを北方の僻地北海道でやっていただいて本当にありがたかったです。
DATA
コマンドー 4Kニューリマスター
公開年:2020年(本作は1986年)
製作国:アメリカ
上映時間:92分
監督:マーク・L・レスター