マガジンのカバー画像

キャンペーンレビュー

17
FPS、TPSなどシューター系ゲームのマルチではなく一人プレイモード(キャンペーン)のみの感想文を書きます。
運営しているクリエイター

#コールオブデューティ

現代地獄巡り【 コールオブデューティ モダン・ウォーフェア 】(PS4)

現代戦が帰ってきた。時は2019年。ついにCoDの時間軸が現代に戻ってきた。中東の架空国家ウルジクスタンのテロリスト「アル・カターラ」が奪ったロシアのヤバいガス兵器を巡る戦いが始まる。そんな人気FPSシリーズ16作目。もちろんCoD名物プライス大尉も久々に登場だ! まさかCoDも映画のようにリブート作品を出してくるとは思わなかったし、CoD4からこの時にすでに12年も過ぎていたことも信じられない。信じたくない。でもシリーズ屈指の人気作なんだからリブートもそりゃするよね。

XPで原点に立ち返る【 コールオブデューティー 】(PC) キャンペーンレビュー

コールオブデューティ。それは今ではFPSというジャンルの中でも代名詞と言うべきシリーズだ。 しかしその生まれは2003年と、メダルオブオナー(1999年)、バトルフィールド(2002年)と同じ大戦系FPSよりも若かったりする。そんな21世紀からのFPSではあるが、常に新作を出しまくり現在まで19作(番外編を除く)と続く息の長いシリーズのキャンペーン(一人プレイモード)は、一本道と揶揄される事はあるけれど、まるで主観視点で見る映画のような演出、リアルなグラフィック、味方の兵士と

主人公大暴走【コールオブデューティ ワールドウォーⅡ(PS4)】キャンペーンレビュー

未来からの原点回帰 その都度世界観がガラリと変わる人気FPSシリーズ「コールオブデューティー」はなんだかんだでいろんな世界を渡り歩いて来た。 初期は第二次世界大戦、そして現代戦、冷戦、近未来と作品を重ねる毎にゲームのグラフィックは進化し、マルチプレイの中毒性は増し、今やCODはFPSの代名詞と言われるシリーズまでになった。 しかしソロプレイモードである「キャンペーン」は作品を重ねる毎に初期にあったリアリティや戦争の泥臭さは薄れ、12作目『ブラックオプス3』では攻殻機動隊のよ

今度は宇宙戦争だ!【 コールオブデューティ インフィニットウォーフェア 】(PS4) キャンペーンレビュー

ガンダム×スターウォーズ=CoD:IWいつのまにかCoDの世界は宇宙艦隊を引き連れたとんでもSFになっていた。どうやら今回のストーリーは宇宙側の人間と地球側が対立しあって起きた大戦争だ…まぁ簡単に言えばガンダムそのまんまだ。うん。 そんなシリーズ13作目の「コールオブデューティ インフィニットウォーフェア」は太陽系を股にかける宇宙戦艦の艦長となり、仲間たちと共に超未来武器とガジェットで苦境を乗り越え勝利を目指すのだ! そう、君は艦長にして突撃隊長なのだから!今だ!ハイパースペ

タッチペンでCoD!【 コールオブデューティ4 モダンウォーフェア 】(NDS)

DSにCoDをぶち込め!!!今も昔も同名タイトルのハード違いはよく見る。 特に2000年代後半、ハード世代交代の境の時代には、大手の海外パブリッシャーは大作ゲームの同名タイトルを新旧の据置機版と携帯機版で5種類以上(例:PS2,PS3.xbox360.Wii.PSP)も販売しているゲームもあった。 もちろんハードのスペック上、性能の低いハードは簡素化されたりするものだが、それは据置機の場合。 携帯機になるとタイトルは同じだが、内容は全くの別物になる。 今回紹介する「DS版