素敵に楽しいイラストの服があれば、おうちでも踊れるんじゃないか説
『宇宙の中に芸者がいるとかめっちゃ面白くないですか?』
2時間のファミレス会議はあっという間だった。
今日のお話は2周年を記念して作ったこちらのデザインがどのようにして出来たのかというお話です。
一枚のイラスト
以前の投稿でも言っているのだが、この度、当店二周年を迎えました。
本当におかげさまでという言葉以外に言葉は見つからないのですが、続けられたのは奇跡以外にないことなのです。
『2時間かけて、2時間いる店』
みなさまいつもありがとうございます!
その中でも、お店に携わっていただいてる沢山のアーティストの方々の影響は大きく、一緒にコラボレーションしたりして認知が広がっていきました。
(これからもお世話になります。)
そんな中、一周年の時にお祝いのイラストが届きました。
差出人はかわしまさん
かわしまさん
こちらのかわしまさん。
命の恩人なのです。
ほぼ告知なしで始めたSFM!
平日なんて人が来ない。
準備段階であげていたインスタをチェックしていただいて、すぐに取材に来てくれたのです。
『オープン前から気になってたんですよ』
このお洒落なウェブマガジンに掲載していただいたことがきっかけでお店の認知が広まりました。
引っ込み思案な性格で、いつも上司の後ろについている印象がありました。
美人でお洒落で仕事できるのになぜか自信がない。
ていねいな取材と文章、そこに差し込まれたイラストがかわいくて素敵な記事にして頂きました。
そんなかわしまさんからいただいたイラストが嬉しくないわけがありません。
イラストが届いた時も、『似顔絵を描いたのですがあまり似なかったです』という趣旨の内容が添えられていたと思います。
かわしまさんらしいエピソードです。
他の絵も見せていただいたのですが全部自分好みなものでした。
いつか仕事したいなぁ
人見知りな方がわざわざイラストを描いて送ってくれるという行為自体が勇気のいることで、この好意にいつか答えたい。
漠然と思っていたのが1年前の話です。
トフデザイン室
周年のイラストをいただいてから間も無く、かわしまさんは独立されました。
名前はトフデザイン室
一つ決めていたことがあって、お店のフォロワーが1500人を超えたらかわしまさんと仕事をしよう!
ありがたいことに1500人を突破しました。
理由としては、知名度がないわたしに頼んで大丈夫ですか?
という質問が絶対来ると思ったからだ。
心強いフォロワーさんが1500人いるから大丈夫です。
お店で責任を取るから描いて欲しいですと言いたかったんです。
『もしもし お久しぶりです青野です!』
『ご無沙汰しております。 どうなされましたか?』
『周年のイラストを描いて欲しいです!!』
『え? イラストは専門ではないので描けるかな?』
『良いんですかわたしで?』
思っていた通りの回答。
『わたしやから頼みました!』
『お店らしくごっつええ感じのイラスト描いてもらって、周年でみんなをびっくりさせましょう! 』
ファミレス会議
とりあえず後日ファミレスに行った。
ファミレスで作戦会議をするのが好きなのだ!
『どういったイメージで描きましょう?』
『最近、ゲイシャガールズの動画を見まして、着物にハイソックスの感じのアンバランスやのにバランス取れている感じがクールやなと思って』
『なるほど』
『宇宙の中に芸者がいるとかめっちゃ面白くないですか?』
『ではその中にSFM!のお店も 入れて見ましょうか?』
『面白いですね』
『それをこのタッチで描いてもらえませんか?』
文字に起こしても何を言っているかよくわからない!笑
どんな絵やねん!
この後、述べ10時間は喋ったのではないでしょうか?
イメージを伝えるためにダウンタウンやリップスライムの動画を送りまくった。
それを全部チェックしてもらいました。
黒や紺ではない方法で宇宙を表現して欲しい。
もう少しポップさが欲しい。
坂野さん(スタッフ)を入れて欲しい。
『描けるかな?』
『かわしまさんなら描けます!』
毎日のようにこんなやり取りをして、無茶振りをたくさんさせてもらいました。
心配性のかわしまさんと、能天気な自分とのやり取りはすごく楽しかった。
色々、話をして、もがいてもがいて描ききっていただきました。
結果発表〜
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、世界が一変してしまった。
そして、それは例外もなく服屋という仕事をしている自分もそうで、
『お客さまが来れないのに服を売って生計を立ててください』という無理難題の大喜利に強制参加している気分なのです。
お店にはお客さまが来ません。
本当にこの何ヶ月かで様相が変わってしまいました。
得意になってきたお店でのイベントも人が集まることができないのでできない。
悲観的になる要素しかないのですが、昔から暗いニュースや怖いことには目を背けて生きてきたので悲観的になれません。
先日、知り合いの方で星の流れを読める方にお会いした時に見てもらったところ最初に書かれた言葉が『エキセントリック』でした。
エキセントリック(英: eccentric)
個性的で普通ではない性格、言動や行動が奇矯な様子を形容する言葉として使用される。一般市民にはエキセントリック、奇人、変人という表現はマイナスだが、音楽家、美術家などにはプラスの意味で使用される場合も多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『えー、エキセントリックですか??』
『悪い意味で取らないでください。 これは悪い意味で言っているのではないので』
いやいや、この響きでもうわかる方も多いと思いますが、
エキセントリック少年ボウイ (ダウンタウンのごっつええ感じの中に出てくるヒーロー)やん。
大好きなやつだ!
自分は40前だからエキセントリックおっさんアンクルやなとか安易な想像をしつつニヤニヤが止まりませんでした。
最高な褒め言葉を頂きました。
実際、コロナの前よりも、人と会うこと、電車に乗ることがなくなったので自分と向き合う時間が長くなりました。
noteで文章を書くことや、YOUTUBEで動画を上げることなど、この時間がないと挑戦しなかったことばかりです。
コロナ前よりもずっと仕事をしている時間が長くなり、一日が短くなりました。
コロナハイです。
どうやら挑戦することが大好きだということがわかりました。
これだけ頑張って描いてもらったイラストなのでたくさんの方に見て欲しいし着て欲しい。
お店に来れないという理由だけで、魅力を伝えられないというのは無責任かなと思いました。
今はオンラインでいろんな情報を伝えることができる。
少しでもトフデザイン室と、かわしまさんの魅力が伝われば幸いです。
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