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未来を描く僕らのユニフォームを作りました

『面白そうなんでやりましょう!』

「画伯みたいなコートを作りたい」
そんな自分の、自分でもまだよくわかってない状態での、訳のわからないオーダーに、アーティストの豊田さんは2つ返事で答えてくれた。

今回は2周年で作ったオリジナルアイテム「画伯コート」の話をさせて欲しい

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思いついたのは昨年のことだった。

春はお店の二周年があるし、めでたいモノが作りたい!

そしてあまり被らないものが良い。

依頼したのは、公私ともに仲が良い豊田弘大さんだ。


青 『どーも! 青野です。』

豊 『青野さんどうなさいましたか?』

青 『周年を記念して、豊田さんの絵が入った画伯コートを作りたいです。』

豊 『青野さんのところの周年ということならば!』『面白そうですね!』

とにかく自分と一緒に仕事をしている人たちは理解力が高い。
秒で話は決まった。

大きな個展前という忙しい時期にもかかわらず快諾していただいた。

ありがたい!!!

内容は決まっておらず、画伯コートは自分の頭の中にしかないのだ。

豊田さんのことは、ここで書くと書ききれないので大事なところだけ少しだけご紹介。

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今年の初めには東京のビームスジャパンで個展をし、過去にはニューヨークで絵が飾られていたこともある。

すごい人なのです!!

この豊田さんの絵が入った(画家が着ている)コートがあれば自分が着たい!

着たいモノを売りたい。

そんな単純な発想からこのプロジェクトは始まりました。

さて、何を描いてもらおう。。。


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青 『今、ダウンタウンの昔の動画見てたんですけどゲイシャガールズが出てきまして、知ってますか?』

豊 『知ってます! 見たことありますよ。』

青 『なんか白塗りのダウンタウンを見てニューヨーカーが踊り狂ってるんですよ!!』
  『二人を知らない外国の人が熱狂してるんです。』
  『とにかくめっちゃクールなんです!!』
  『これを表現できないですか??』

豊 『わかりました。』
  『海外から見た日本ですね!!』

青 『あーなるほど、海外から見た日本。 それです!』
  『めでたい感じが良いです!』
  『お店を知らない人が見ても熱狂するような絵が見たいです』

いつものざっくりとした無茶振りという名のオーダーをしました。

豊  『だいたいわかりました!』

今の説明でわかるんだ!!!


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数週間後
そこには海外から見た日本が!!


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さすが画伯!!
筆と絵の具で魔法をかけてもらいました。

小さなキャンバスの中にはクールなジャパンが!!

作品なのか

容姿なのか

本物の魔法使いに見えてきました。

絵を描き続けると魔法使いなれるんですね!


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富士山があって
日の丸があって
桜があって
花火があって
花札の枠で彩られている。

日本の大好きなところが散りばめられている。

金閣寺的な豪華絢爛さ

そこにはお店のロゴにも使われているロケットまで飛んでいる。

発想がぶっ飛んでいる。

めでたいモノのオンパレードだ。



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お店のビルがある。
ビルのライトでお店のSFM! が表現されているのも豊田さんらしい。

わかる人にはわかる銀閣寺的な慎ましさ。
日本人らしい粋な演出だ!!

そこには美しい国、日本が描かれている

まさに外国から見た日本!!

豊田弘大が爆発している。

外国の人が見るとベリークールというのに違いない。

あっぱれだ!!


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東京にあるVOIRY STOREさんにお願いして、Paneka さんと共同で別注して素敵なコートを作っていただきました。

VOIRY STOREの服は一度着れば虜になる。
男女ともに着れてワンサイズ
着心地が良い
シンプルな中にいつもこだわりが詰まっている。

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今回の画伯コートは少しゆったりしているのでスタイリッシュになりすぎないのが特徴だ。

カジュアルに落とし込み、普段の生活に馴染むシルエット。
重ね着しやすく合わせやすい。

その人のスタイルに合わせ寄り添ってくれる。
昔ながらの女性のような大和撫子感

黙ってついて来いと言わんばかりの背中で語る
昔ながらの九州男児感

動きやすく絵を描くときも袖が邪魔にならないように少し短めなところも良い塩梅なのだ。

美味しいものと美味しいものが掛け合わせるとさらに美味しくなるように
天ぷらとそばが出会ってさらに美味しい天ぷらそばができたように
お洒落な作品(絵)にはお洒落なキャンバス(コート)が必要だ。

画伯コート始めました。

この掛け合わせによって美味しくできました。


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筆もたくさん入るバックポケットがアクセントになっているのもポイントだ。

絵を描くときに筆をたくさん入れられる。


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遠足に行くときにポケットにクッキーを入れることもできるし

大阪のおばちゃんは飴ちゃんいっぱい入れられる。

お洒落をしたければバンダナを入れれば良い。


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楽に羽織れて、着る人によって表情が変わる。


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よくわからないポーズをしてもお洒落に決まるのだ。


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コーディネートを考えなくても羽織ると不思議

お洒落になります。


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パッと羽織れてかっこいいものが欲しくて作り始めたこの「画伯コート」

元々、作業をするために作られたジーンズやカバーオールが私たちの普段着になったように、画家たちが愛用して来た仕事着を、豊田さんのようなアーティストと一緒に形にできたことが本当に嬉しい。

もちろん画家ばかりじゃない僕らの描くのはアートじゃなくて、これからの未来。

たくさんの方に袖を通していただきたい。


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