小旅行【熊野古道：中辺路（発心門王子～熊野本宮大社）】（和歌山県田辺市）
今回は世界遺産「熊野古道中辺路」の一部を歩きます。天気予報では雨が上がるとのことでしたが、まだ止まず、合羽を着て傘を差しながらの出発となりました。
熊野古道「五体王子」のひとつ、「発心門（ほっしんもん）王子」からのスタートです。ここから本宮大社まではハイライトコースであり徒歩約2時間です。
発心門王子（王子でも格式の高い「五体王子」のひとつ）
途中、猫が迎えてくれました？（怪しい奴ニャー）
こんな案内もあります。
このコースは「古道」の面影を多く残していますが、このようなところも歩きます。
「水呑（みずのみ）王子」
雨の日はぬかるみの無い石畳の道がいいです。（すべらないように気を付けて）
まだ小雨が降っています。
＜案内板＞果無（はてなし）山脈
雨は止みました。「果無山脈」方向を見ています。
「伏拝（ふしおがみ）王子」に着きました。茶店で「しそジュース」を注文し、店のおばさんと話をしながら休憩です。
茶店の前の石段を上がると、「伏拝王子跡」と「和泉式部供養塔」があります。
和泉式部句碑
この道を歩いて行きます。
「三軒茶屋跡」が見えてきました。九鬼ヶ口吊橋を渡ります。
九鬼ヶ口（くきがくち）関所跡。熊野に入る参拝者あらためをして、通行税を取っていたらしい。
ここ「三軒茶屋跡」は、「小辺路」との合流地点です。
＜石標＞右 高野 左 紀三井寺
さらに進みます。
木々の間から熊野川が見えました。
展望台に寄り道します。
「大斎原」（おおゆのはら：旧社地）が見えます。
祓殿（はらいど）王子
祓殿王子
熊野本宮大社（裏鳥居）をくぐります。
黒い八咫烏ポスト
神門に到着しました。（ゴール）
追記① 大雨で「湯の峰温泉」の川の水量が多くなっていました。
追記② 世界遺産の「つぼ湯」にも川の水が流れ込み、入ることができませんでした。