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#151 鬼ノ城

2024年08月11日(日)晴れ

 「晴れの国おかやま」と言うけれど、尋常ではない暑さ。昨日、高松稲荷のお土産屋で品物を間違えられたので交換に行ったついでに、鬼城山 の 鬼ノ城 へ。R180から砂川公園を抜けて更に狭〜い山道を登った先にビジターセンター🅿があります。

桃太郎伝説の舞台〜日本遺産〜
 鬼城山は、伝説の中で温羅(うら)と呼ばれた鬼が住んでいたとされる山です。そのことから、日本遺産「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま の構成要素となっています。

鬼ノ城散策マップより抜粋

有料パンフを頂いて散策スタート! エリア南西から道案内に沿って進んでいきます。

展望デッキ(学習広場)

左手(東)に岡山市街地、中央には岡山自動車道や造山古墳、右手に総社市街地が見えます
すり鉢を伏せたような山を鉢巻状に取り囲む城壁
再現された西門

角楼跡

 張り出し部をもつこの遺構=角楼は、背面からの攻撃に備えるとともに西門防備をも意図した重要な防御施設と考えられる。なお、角楼の存在、石垣の間に立つ柱、敷石が巡っていることは、日本の古代山城では初の発見例である。

総社観光ナビより

西門(復元)

 平成8年度の調査で新たに発見された城門。正面3間(12.3m)、奥行2間(8.3m)の大規模な城門で、中央1間が開口する。開口部の床面は大きな石を敷いておりその両側に6本の角柱が立つ堀立柱城門。門扉のつく柱は一辺最大60cmもあり、これに精巧な加工をした門礎を添わせている。門礎には方立・軸摺穴・蹴放しが刻まれている。両側の門礎とも原位置を保っていることから、開口部は間口約4mで、うち3mが出入口となる。

総社観光ナビより

礎石建物群

屏風折れ(高石垣)

ビジターセンターを出発してから1時間弱、ここまで歩いてくる人は余り居ないようです。

東門跡

岩切観音(五番)

南門

 西門跡と同構造・同規模の12本柱からなる堀立柱城門で、開口部の大きさも西門跡とほぼ同じだが、門扉の柱は一辺最大58cmでわずかに小さい。城内へは高低差があるため7段の石段がつけられているが、眼前には高さ5mの尾根があり行く手を阻んでいる。城内壁に沿って開口部の両側に敷石があるが、その一部は城壁上の敷石である。

総社観光ナビより

第2水門

第1水門

あと少しで西門の筈。頑張れ〜

神籠石状列石

敷石

再び西門が見えてきました!

これ、スマホ
50MP QUAD PIXEL
何だか Velvia っぽい

 無事にビジターセンター戻ってきました。所要時間2時間。飲み物がなくなったので補充。少々疲れました。。。
 思ったより沢山の人が訪れていましたが、奥まで歩いている人はごく僅か。自分も暑過ぎて北門をスキップしたのが悔やまれます。
 素晴らしい景観で夕焼けや紅葉時期も綺麗でしょうね。タイミングが合えば再訪問したいです。


その歴史がいまだ解明されていない謎の山城
「日本100名城」のひとつ。大和朝廷によって国の防衛のために築かれたとされる古代山城。鬼ノ城は歴史書には一切記されておらず、その歴史は解明されずに謎のままです。現在は史跡調査や整備、復元を行っており、角楼跡や城門跡を訪れることができます。復元された西門から望むパノラマ風景は素晴らしい。城壁に沿って整備された全長2.8kmのウォーキングコースもおすすめです。

岡山観光WEBより
総社観光ナビより

駐車場:約70台
施設:鬼城山ビジターセンターは、ふるさと自然のみちウォーキングセンター棟と展示棟(ガイダンス施設)の2つからなります。
ふるさと自然のみちウォーキングセンター棟
 鬼城山への来訪者の休憩や、自然観察の拠点として設けられました。休憩室(レストスペース)
講義室(無料ですが、事前予約が必要です)
展示棟(ガイダンス施設)
 国内で屈指の古代山城・鬼ノ城を紹介しています。鬼ノ城全体や西門の模型を展示しています。

総社市HPより
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【撮影メモ】
 FUJIFILM X-T30, XC15-45
 露出モード:マニュアル(M)
 測光モード:スポット
 FS:PRO Neg. Hi

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