#61 日産マーチAK12 「サスペンション交換・前編」
さて、先日サグを変更した車高調サスペンションに組み換えます。無謀にも狭い自宅駐車場でやってみよう~
交換手順は みんカラの整備手帳 でどうぞ
・・・
という訳で、フロントの交換は諦めたのでリヤだけ車高調という変態仕様になってしまいましたが、早速お試しドライブに出掛けます♫
AK12 マーチ本日の仕様
前:日産STDサスペンション
後:BLITZ製ZZ-R(バネレート5kgf/mm=ホイールレート2.2kgf/mm、ダンパー減衰:30/32段)
タイヤ:FALKEN ZIEX ZE914F 185/55R15
空気圧:前230kPa、後200kPa
この設定のバネ上固有振動数を例のマップにプロットして眺めてみると、もう一台の趣味車、R33スカイラインのオリジナルサス設定と同じ位にスタビリティ高めのアンダー特性なのですが、これが望外に良かったです。
リヤバネレートを上げたので以下の特性が得られました。
・ブレーキング時のリヤ伸び上がりが減る
・ブレーキリリースからステアリングを切り込んだ際にボディ後ろ側の捲れが小さくなる
・ターンインで向き変えしてから僅かにスロットル開けて外足に荷重を移すとリヤタイヤも使ってグイグイ旋回する
・旋回中の姿勢変化も自由度が高くて、アクセルオフで巻き付かせたり、ステアリング切り足してもうひと曲げも出来る
・アクセルオン時にリヤが支える事でフロントの浮き上がりが抑えられてトラクションが大幅に向上
一方でフロントサスペンションはノーマルなので、ロール剛性が低くて丁寧に曲げてやらないと駄目。キレのあるターンインはできません。
またリヤ周りの安心感が格段に上がりましたが、フロントの動きが大きくて減衰力特性も全然違うので、ギャップに乗るとリヤのバウンドが収まってもフロントが余分にストロークしている間は舵が効かないので注意が必要です。
もう一つの難点はダンパー縮み側の高速減衰力が高過ぎる事。段差乗り越え時のハーシュネスがきつい。H○S製もそうだけど車高調ダンパーの減衰力、もう少し柔らかい側にシフトして欲しいなぁ
さぁて、フロントのバネを選定するまでこの暫定仕様で走らせる事にしましょうかね。
ではまた。
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