梅の花の盛り!冬の花その1BY都立殿ヶ谷戸庭園
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ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。
少し間が空いたため、寒梅がおそらく最後と思い、再度、都立殿ヶ谷戸庭園を訪れました。
以下の写真の様に寒梅はやはりほぼ終わりの感じでした。
代わりに、別場所の丘の上の梅の花は盛り・ほぼ満開になっていました。(人がいたので、あまり全体像を写真にできませんでした)
梅の花のハズなのですが、花の量が多すぎて、また花の色が白若しくはピンクで桜かと見間違う様です。
花木園の寒梅以外の梅の花は、以下のとおりで、多少花は見えますが、本格的な開花は未だ先の様です。
対面の梅は未だ全く花を付けていません。
こうして、梅の木・花を並べてみると、都立殿ヶ谷戸庭園の梅の花は寒梅から三種類の梅の木が植わっている様で、梅の花を愛でる時期が、1月下旬から3月中旬(?)位までの長い期間楽しめる様になっている様です。
前回三種類と梅の花を記しましたが、花梅は正確には3系統9性という事の様で、大きく三系統の流れが有り、その中が九種類の梅の木・花がある様です。
インターネットの情報によると、三系統九性は以下のとおりの様です。
緋梅系
紅梅性
緋梅性
唐梅性
野梅系
野梅性
難波性
紅筆性
青軸性
豊後系
豊後製
杏性
そのうち、全ての三系統を植えてある(?、確認予定です)のは何故なのか、いつか、聞いてみようかと考えています。(本当に花の付く時期を分けて、長く楽しめる様にという事なのでしょうか?)
花木園の入り口付近の斜面に、フクジュソウが沢山黄色の花を咲かせていました。
インターネットで調べてみたところ、フクジュソウというのは”福寿草”と漢字では書かれる様で、この三文字の内、”寿”はフクジュソウの開花期が長いことから長寿の意味もあり定着したといわれている様です。また、旧暦の正月(2月)頃に咲き出すことから、元日草:ガンジツソウ、朔日草:ツイタチソウ)という別名でも呼ばれている様です。
二つ、フクジュソウを検索していて気になる点が有りました。
一つは、検索結果内容に”毒”の文字が有ったためです。どうやら、フクジュソウは、根茎を乾燥させたものが薬のもなるが、毒性が大変強いという事の様です。
都立殿ヶ谷戸庭園では通路より少し入った場所に、フクジュソウは生えていますので、多分問題無いと思いますが、野生のものを見つけて、家に持ち帰ったりすると、大変なことになるかも知れません。(講師の田舎で見たことが有るような気がしますが…)
もう一つは、フクジュソウは蜜が無いという事なのですが、写真の様な真っ黄色な花が咲いており、実は写真を撮っているときに、虫が黄色い花の上に留まったりして、周りを飛んでいました。
インターネットの情報によると、この点、フクジュソウは傾熱性が有ってある一定の温度下でのみ咲くという事の様なのです。更に花の中心に集熱性があり、虫を集めて、受粉に利用しているとの説明に行き当たりましたが、今日、正にその魔法(?)を目にしました。
以下は受付前に置かれていたセツブンソウです。(節分のこの時期に咲く花の様です)
未だ温かいとは言えませんが、皆さんは、春近くのこの時期をどの様にお過ごしでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。