今回のW杯での男子バレーボール世界大会、その後1
REV10
ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。
後が無い状況に追い込まれた、男子バレーボール代表の試合が行われました。
今回は、最新の男子代表の試合の結果・解析、今後の展望を行ってみたいと思います。
先ず現在の日本代表が含まれるグループの国と力関係を確認しておきます。
米国 : 2
スロベニア : 8
セルビア : 9
トルコ : 14
チュニジア : 18
エジプト : 19
フィンランド : 28
日本 : 5
以下は3試合を戦ったのちの順位と勝星数です。
1米国 : 3
2スロベニア : 3
3セルビア : 2
4日本 : 2
5トルコ : 1
6エジプト : 1
7フィンランド : 0
8チュニジア : 0
全勝は、米国とスロベニアです。日本代表は1勝1敗から三戦目はストレート勝で2勝1敗となっています。
今後の試合の予定で考えると、10月6日に米国対スロベニア、日本対セルビアとなっており、先ずはここが天王山かと思える状態です。
日本はこれ迄、セット取得率が芳しくなく、同じ勝ち星ながら、セルビアに次ぐ4位の順位です。
結果、日本がこのグループ内で上位2カ国に入る為には、今後の試合でランク下位との国の試合を全勝する事、勝率上位の3カ国の内2カ国以上に勝利する事が必須です。
従って、米国に負ける場合でもセット率の関係で、3-0での負けでは無く3-2での負けなど、セットを一つでも多く取得する事が望まれます。
勿論、米国以外に負けた場合は、その時点で、今回の大会でのパリオリンピック出場権は得られなくなる公算です。
尚、インターネット上で日本代表の試合の情報を差がして、得点履歴を確認してみました。
先ず、セット毎にサーバの権利は交互に変わる様なので、サーブ権が最初に有るか否かに、勝因の因果関係は無いように思えます。
尚、日本代表が負けたセットの得点推移を確認してみました。(先日の対エジプト戦の第三セットです)
数字が小さくて良く解らに後は思いますが、赤いマークを付けたのが1点差の時です。
早い段階、即ち、双方の得点が低い時と、後半、得点が25点に近くなってからも、1点差の時がある様です。
尚、他の2セットも確認しましたが、現在の日本代表男子は2点以上離され始めると、簡単にはひっくり返せない様に思えます。少なくともエジプト戦での第三セットと第四セットでは、一度相手にリードされてると、逆転できずに終わっている様です。
この事から考えると、日本代表の世界ランキング5位の実力は?と感じざるを得ません。
特に3セット目以降は、それ以前と比べて、力が出ない・力が無い、と感じてしまうのは講師だけでしょうか?
実は2勝目の対チュニジア戦でも、第三セットは途中、5点差まで迫られる箇所が複数回あり、そのまま逆転される?と思ったりもしました。
現上、日本男子バーレーボール代表の勝ちパターンはセット前半からリードを重ねて10点差位付けて、20点台迄なだれ込むというのが、ありそうです。
逆に、日本代表がセットを落とすパターンはセット前半から、点差を付けられず、5点以下の差で推移し、そのまま点差を開けられたまま相手が25点をとりセットを奪取するというパターンに思えます。
まだまだ暑い今日この頃、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。