新詰め将棋 その14:頭の体操:七手詰め詰め将棋
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ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。
今回も、七手詰め詰め将棋挑戦という事で、より実践的な詰め将棋の棋譜を考えてみたいと思います。
詰め将棋が通常の将棋と異なるのは、攻めて・守りての手を自分自身で全て考えて、詰め状態に至る道筋を明らかにする事です。
今回も、より本格的な七手詰めの詰め将棋を取り上げます。
五手詰めからだと二手増えるだけですが、詰め将棋の投稿を始めた頃の三手詰めから考えると、(三手*二)+一となり、三手詰めより倍以上の手数・複雑さになります。
尚、詰め将棋を始められる方は、詰め数が小さいものから取り組まれる方が良いと思います。詰め数が大きいと、その分、手筋が沢山ある場合が通例であり、容易には正解に行きつけない事があり得ます。
手筋というのは手数ではなく組み合わせの棋譜筋の数です。(詰み数が大きくなるとそれだけ手筋のパターンや方路が複雑化します)
では具体的な詰め将棋の棋譜を見ていきましょう。
講師自身自分で詰め将棋を作成する事もできますが、時間の関係で、引き続き、日本将棋連盟さんの”次の一手”という情報を引用させて頂こうと思います。
⑭詰め将棋問題その14(七手詰め)
今回も、より本格的な七手詰めにチャレンジしてみましょう。
状況:七手詰めです。持ち駒は角と銀の各一枚づつです。3三にと金(歩の成)、1六に歩の先手側・攻めて側の駒配置で、守りは相手玉が1二の位置にあり、3一に銀、1一に香、1四に歩の布陣です。相手の持ち駒は、原題では記されていますが、関係ありませんので、省略します。
七手詰め問題その14
守りは3一の銀と1一の香、1四の歩しかありません。
また、銀以外が、玉を含めて1の行に縦に並んでいる為、比較的容易に攻略法が見つかるかもしれません。
攻め手は3三のと金と1六の歩しかなく、と金の駒以外は取っ掛かりが有りませんので、この駒(と金)を中心に攻めを組み立てる事になる様に感じます。
詰め数は五手詰めより二手多く七手詰めで、基本的な考え方は同じと思いますが、然しながら、詰め手数が七と五を超えているので、ジックリ手筋と駒配置・手駒等を確認・検討する必要があると思います。
以下、詰めに至る打ち手順です。
2三角打ちで王手
1三玉
2四銀打ちで王手
同玉
3四角成(竜)で王手
1三玉
2三と金での王手で詰みです。
以上の七手詰みです。
皆さんは、将棋や囲碁を嗜まれておられるでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。