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ESA新大型ロケット、アリアン6打ち上げ成功!宇宙開発(商用)はスペースX&H3ロケット&アリアンロケットに集約??その2
2024年8月21日作成
REV29
ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。
投稿内容を確認しようと、インターネット検索を行っている時に、前回番外編2で投稿させていただいた、地上波のニュースでISS処分の話が流れていました。(投稿が先か定かでは無い気がしますが…)
皆さんも、ご存じとは思いますが、ISSは英語での正式名称International Space Stationの略称で和名は国際宇宙ステーションと言うと思います。
ISSはアメリカ、日本、カナダ、欧州各国(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、スペイン、オランダ、ベルギー、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン)、ロシアの15ヶ国が協力して計画を進め、利用している、宇宙活動の拠点であると同時に、国際協力と平和のシンボルでもあります。
日本人宇宙飛行士が何人も訪れたり、滞在して各種実験を行ったりした、宇宙空間に設置された生活スペースをも持つ、サッカー場と同等の高大な大きさ・広さの施設になります。
これ迄、その度に地上波のニュースでISSを中心に、日本人飛行士が訪れるところ、滞在しているところ等の姿が映し出されていたと思います。
こういった意味で、我々日本人全体にとって、関係浅からぬISSと思いますが、2030年を目途に退役し、翌年2031年には宇宙空間から消滅させるとの事で、その際の作業をNASAがスペースX社に委託したというのが地上波ニュースでの情報でした。
という事で、ISSについて今回再掲させていただいたのは、ISSは日本にとって、また今回本題としているヨーロッパ各国にとっても、宇宙開発という観点で、関係浅からぬアイテムだからです。
逆にその関係浅からぬISSの退役の事業について、NASAの判断範疇とはいえ、日本やヨーロッパ各国は何も言わなかったのか?少し不思議な感じがしています。
そこで、何故、NASAがスペースXに業務委託したのか、その理由を考えてみました。
先ず、廃棄の方法ですが、米国やその他の民主主義国では、どこかの可笑しな事・各国に迷惑な事を、平気で行う国とは異なり、ミサイルでISSを爆発させるとか、爆弾で破壊する等、宇宙にゴミを散らかす行為は行わず、ISSを廃棄すると思います。
要するに、ISSの現在の地球の周回軌道を強制的に変えさせて、地球の大気圏への突入軌道に変えて、ISS自体を燃焼させて廃棄する方法を取るであろうと言う事です。
ここで重要なのはISSの廃棄は地球に近い宇宙空間でISSを押して軌道を変えさせるという手順が考えられているという点です。即ち、有人でロケットを打ち上げて、宇宙でISSを押して廃棄する作業ができる必要があるという事です。
結果、有人でロケットが打ち上げられる必要があるという事になります。
この点で、日本は人工衛星しか未だ打ち上げたことがないため、作業検討依頼対象から外れます。
覇権国の2つは有人でロケットを打ち上げたことがあるようですが、中国は未だ回数が少ない気がしています。もう一つの国ロシアは戦時下で有人ロケットどころではない気がします。(GDPは何もかも戦争用に投入して生産している為、拡大はしている様ですが、その分、民生品生産が少なくなり、物価上昇が大変と聞こえてきており、いつまで持つのかなという状態に思えます)
他のヨーロッパ各国は、過去に人工衛星は、独自技術によりフランス・イギリスおよびESAが打ち上げ、衛星軌道投入に成功している様ですが、ESAが一番年代が新しく、1979年の打ち上げで投入成功を達成している様です。(フランスは1965年、イギリスは1971年の達成の様です。因みに日本は1970年に”おおすみ”という衛星を軌道投入の成功をしている様です。尚、世界初は旧ソビエト連邦の1957年成功、翌年の1958年には米国がやはり衛星軌道投入成功を果たしている様です)(独自開発でない打ち上げでは、イタリア・スペインも衛星投入を果たせている様です)
ただ、有人となると、民主主義国のヨーロッパ各国関連では情報は無い様に思えます。
別なインターネットでの情報確認でも、有人でロケットの打ち上げを、成功させた事があるのは、旧ソ連・米国そして中国という結果でした。
尚、ヨーロッパの宇宙開発はESAの発足前は欧州宇宙研究機構と欧州ロケット開発機構とにより、ロケット開発が行われていたようですが、当時開発されていたヨーロッパロケットは全て失敗に終わった様です。
その反省から、ESAが新たに組織され、1979年にアリアン1が打ち上げ成功し、現在に至っている模様です。(現在はタイトル通り、アリアン6迄開発・打ち上げが行われた様です)
尚、アリアン6の打ち上げが南米のフランス領ギアナで行われている様に、ESAはどちらかといえば、フランスが主導している模様です。
今更ですが、複数回の投稿後、このでタイトルが少しおかしなことに気が付きました。というのも、スペースXは民間企業であり、ESAは欧州の宇宙開発機関ですが、アリアンロケットというのは、アリアンスペース社という民間企業が開発しているという事なのです。
即ち、ヨーロッパや米国を含めた宇宙開発競争は、既に民間がロケット開発をして主導しているのですが、H3ロケットはJAXAという民間?ではない機関が担っており、やはり、日本の宇宙開発は海外に対抗できる状態にない気がします。
その為、タイトルのH3には別な米国のロケット名等を入れたほうが妥当かもしれません…?
八月下旬近くになり、夏の本番のジリジリした日差しを感じられる今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。