パリオリンピック開催中、日本女子サッカー代表、グループ一次リーグC組初戦、対スペイン代表戦、先制するも1-2で逆転負け、一次リーグ突破に黄色OR赤信号点灯!
2024年7月26日作成
REV12
ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。
パリオリンピック開幕式はまだですが、各競技が続々と開始され始めています。
表題の通り、日本女子サッカー代表が、対スペイン代表戦で前半先制しながら、残念ながら逆転を許して1-2で敗戦し1次リーグ初戦(C組)を終了しました。(国営地上波やインターネットのストリーミングでも配信されているようですので、ご存じの方・ご視聴された方が多いかもしれません)
日本の入ったグループCには他にブラジル代表とナイジェリア代表がおり、次戦がブラジル代表戦である為、次戦勝利できないと、1次リーグ敗退が濃厚となってしまいそうです。(ポッドは日本は2、ブラジル代表は3,ナイジェリア代表は4、因みにスペイン代表はポッド1でした。ポッド数が小さいほど、その時点でのFIFAランキングなどで強い判定がされているはずです)
尚、インターネットで調べた、当日の、対スペイン代表戦の試合のデータを以下に掲載します。(左の数字が日本代表、右の数字がスペイン代表です)
ボール試合率:31%対69%
シュート数:4本対12本
枠内シュート数:2本対7本
パス回数:302回対969回
パス成功率:68.9%対87.5%
フリーキック数:16本対3本
コーナーキック数:1本対4本
ペナルティキック数:0本対0本
スローイン数:8回対33回
オフサイド数:1回対1回
ファウル数:2回対15回
レッドカード数:0枚対0枚
イエローカード数:0枚対2枚
こうして、当日の試合の各データを比べてみると、やはり、スペイン代表は日本代表より格上と言わざるを得ない状況の様に思えます。
ボールの支配率がスペイン代表は高く、日本代表の約二倍です。シュート数も日本の三倍の12本です。(内枠内シュートが約5割でほぼ日本と同率です)
従って、シュートの正確性はスペイン代表と日本代表はほぼ同じでありながら、肝心のシュート数が三倍では、スペイン代表に勝てるわけがないのではないかと思えます。
また、約二倍のスペイン代表のボール支配率と相まってパス回数が約三倍とスペイン代表が大幅に日本代表を上回っており、時間がたてばたつほど、スペイン代表が有利・得点のチャンスが訪れるという状況だったように思えます。
実際、試合では、前半の早い段階で、混戦中におしいシュートを日本は放ち、その後、直ぐに、フリーキックからの得点を挙げて1-0としましたが、前半中に1-1にスペイン代表に追いつかれ、後半30分前にさらに得点され、1-2での敗戦となりました。
どどうやら、この試合では、日本は引いて守ってカウンターで得点するという戦略ではなかったかと、インターネット上の記事には出ていましたが、少なくとも、二回は完全に守備を崩されて二得点されてしまっています。
視聴した試合中のスペイン代表のパス回しの精度や回転数は、見ていて小気味よいもので、”旨いな”と講師は思わず唸ってしまいました。
この意味で、逆に考えれば、よく二点で抑えれたなという風にも考えられそうな気がしています。
という事で、次戦のブラジル代表戦が、今の日本代表にとって極めて重要な気がします。ポッド割ではブラジル代表は日本より格下のハズなので、ここで、引き分けを含めて、取りこぼす様では一次リーグ突破は叶わないのではないかと容易に想像できます。
何れにせよ、次戦7月29日の対ブラジル代表戦が注目されます。
尚、試合中、後半の20分過ぎに、DFの清水選手が負傷退場されました。攻めと守りと共に重要と思われる一人の選手なだけにケガの状態がきになります。(担架で運び出されていたようなので、かなり深刻なのかもしれません)
引き続き、ほかの競技も含めて、日本代表を皆さんで、応援しましょう!
七月も下旬になり、夏本番の日差しを感じられる今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。