
講師の詰め将棋の考え方:その3:実践編1
REV13
ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。
詰め将棋の棋譜の投稿をさせて頂いていますが、皆さん、お楽しみいただけていますでしょうか?
今回は実践編の1として、具体的に前投稿でコメントした方法を試し・確認を行ってみたいと思います。
現在、7手詰めですので、先ずは、解けない方、時間の掛る方向けの改善提案です。
一つは、7手詰めでは無く、5手詰め・3手詰めを試してみる事です。7手詰めよりある意味簡単な詰め将棋を試す事で、簡単と感じられれば、成長していると考えても良いのではと思います。
3手詰め振り返りその1
状況:三手詰めです。持ち駒は金一枚と銀一枚です。1二に飛のみの先手側・攻めて側の駒配置で、守りは相手玉が3一の位置にあり、4一に銀の布陣です。相手の持ち駒は、原題では記されていますが、関係ありませんので、省略します。
以下、詰めに至る打ち手順です。
4二銀打ち王手
同銀
3二金打ちでの王手で詰みです。
以上の三手詰みです。
敢えて簡単な棋譜を選んでみました。持ち駒も2駒、相手布陣も玉以外は一駒の為、判り易い・解きやすい、詰め将棋と思います。
ルールや駒の動きを理解した後に、複数の詰め将棋(三手詰め)を複数行った上であれば、上記詰め将棋は容易に解けると思います。
3手詰め振り返りその2
状況:三手詰めです。持ち駒は飛一枚です。3三に角、2五に歩、1四に桂の先手側・攻めて側の駒配置で、守りは相手玉が1三の位置にあり、4三に飛、3四に歩、2二に金、1一に香の布陣です。相手の持ち駒は、原題では記されていますが、関係ありませんので、省略します。
以下、詰めに至る打ち手順です。
1二飛打ち王手
同香
3四角成での王手で詰みです。
以上の三手詰みです。
振り返りその1よりは、同じ三手詰めですが、少しだけ複雑に感じられると思います。
只、その1と同じ三手詰めの為、少し考えれば、見えてくる詰め筋ではないかと思えます。
やはり、自陣と相手陣の駒の配置、手駒等も確認して、判断します。詰め数も一つの情報ですので、全体的に考えて、以前投稿した通り、王手を出来る手順を一つ一つ順番に考えていきます。
七手詰め将棋に、進んでから、大分経過していると思います。三手詰み詰め将棋に再度挑戦してみると、詰め将棋のアイテムにもよりますが、容易と感じられます。皆さんは如何感じられるでしょうか?お試しいただければと思います。
皆さんは、将棋や囲碁を嗜まれておられるでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。