#72 文章のプロは話し方もプロだった
こんばんは、SezakiNです!
今日は研修で行われた「Webライティング講座」についてアウトプットしていきます。
お話してくれたのは白石勝也さんです!
白石さんはエン・ジャパンのWEBメディア「CAREER HACK」の編集長で、これまで多くの記事を執筆してきた方です。
CARRER HACKとは
「テック業界で働く人のためのWEBメディア」です。
詳細は以下のURLから。
https://careerhack.en-japan.com/about
白石さんが手掛けた記事一覧
https://careerhack.en-japan.com/author/detail/%E7%99%BD%E7%9F%B3%E5%8B%9D%E4%B9%9F
白石さんのTwitter
https://twitter.com/shiraishikatsuy?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
それでは早速アウトプットしていきます。
(白石さんに今回のアウトプットについて確認したところ「むしろ大歓迎!」とのことでした。ありがとうございます!!)
〜目次〜
この講座の目的
「テクニック」の前に
文章力UPのための必須テクニック
なぜ話し方までプロなのか・・・?
学びをどう活かすか
この講座の目的
それは「相手に伝わる文章を書けるようになるため」です。
「文章」は業務でも使いますし、社内の円滑なコミュニケーションのためにも重要です。
「テクニック」の前に
「テクニック」の前に大事なことがあります。
それは「おもてなし」の心です。
読み手の気持ちを考えること。
どうしたら読みやすいかな?
どうしたらわかりやすいかな?
と相手の立場になって考える「心構え」が何より大切になります。
文章力UPのための必須テクニック
相手に伝わる文章を書く「テクニック」は二つです。
一つ目は、「句読点1つの法則」です。
意味が複数ある文、やたらとながーい文って読みづらいですよね。
例えばこんな文章。
私は大学院を卒業後、専攻とは異なる人材業界に就職し、人材とITを組み合わせたサービスの開発に携わり、毎日ユーザーファーストを徹底している。
そこで、一つの文に句読点は一つにする。
(ただし、どうしても無理な時は二つまで。)
こんな感じに修正できます。
私は大学院を卒業後、専攻とは異なる人材業界に就職しました。
人材とITを組み合わせたサービスの開発に携わっています。
そこでは毎日ユーザーファーストを徹底しています。
また、話の「つぶかん(抽象度)」は大きい方(結論)から小さい方(理由)へそろえることで読みやすくなります。
いわゆる「結論ファースト」ですね。
二つ目は、「近づけの法則」です。
例えばこんな文章。
AはBがCがDが倒れる瞬間を見たと聞いたのだと思った。
ん?ってなりますよね。
修飾する語とされる語が離れていると読みづらくなります。
そこで、「係る」言葉と「受ける」言葉を「近づける」ことで、理解しやすい文章にすることができます。
こんな感じに修正できます。
Dが倒れる瞬間を、Cが見たと、Bが聞いたのだと、Aは思った。
一文が長いですが、読みやすくなったことがわかります。
また、長い修飾語を先に、短い修飾語を後に、書くことでより理解しやすい文章になります。
◎:線が引かれた/厚手の/白い/紙
✕:白い/厚手の/線が引かれた/紙
なぜ話し方までプロなのか・・・?
講義を聞いていて思ったことがあります。
「話がわかりやすい!」
文章だけでなく、話し方までも丁寧で理解しやすかったです。
なぜあそこまで理解しやすいのか、
話を聞きながらメモを取ったのでこちらも共有していきます。
1つ目は、講義中にたくさんの具体例を示していたことです。
どれも話の展開が「抽象→具体」で理解しやすかったです。
また、アウトプットの時間を用意してくださったので
確認することができました。
やはり書き方同様に、話し方でも「結論ファースト」大事だなと
再確認しました。
2つ目は、聞き手を配慮した解説が非常にわかりやすかったです。
「なんで~なのか?それは・・・」
と聞き手が気になるであろうことを先に話す。
そして、それに対する答えとして解説を始める。
このおかげで話に自分の気持ちを乗せやすく、
解説が終わると「なるほど」と理解できた。
3つ目は、相手の言葉を用いていたことです。
「つぶかんって抽象度みたいなイメージですか?」
と質問した時、
それまでの話を「抽象度」に置き換えて解説をしてくれました。
「自分が話したい」ではなくて
「相手に伝わってほしい」という気持ちが伝わって来て、
聞いていてとても心地よかったです。
学びをどう活かすか
まずはひとつの心構えとふたつのテクニックを大切にして、文章をたくさん書きます。
◎心構え
「おもてなし」
◎テクニック
「句読点1つの法則」
「近づけの法則」
話し方も聞き手を配慮した話し方、結論ファーストを意識していきたいと思います。
白石勝也さんありがとうございました!
SezakiN