「セルフビルドで家づくり」がはじまる2022年。
2022年に入り、もともとウルシ科の食物アレルギーのあった私はピスタチオもウルシ科だとは知らず、むしろピスタチオは大好物で積極的に食べていたら、ついにアレルギー反応が出てしまい、顔と首が発疹だらけでかゆくて死にかけたという最悪な年の始まりとなりました。しかし、おみくじで「凶」が出たのと同じと考えれば、あとは運気上昇していくのみ。ここからは楽しくなることでしょう。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
さて、気がつけば2022年。
家づくりマガジンと銘打って書いてきたこのマガジンを初期から読んでくださっている方はご存知かと思いますが、ついに「着工」の年となります。
なのですが!!!
実は昨年、マガジンの更新が止まった頃から、いろいろとありました。
家づくり中、子どもも現場に居合わせることが増えると考えた私たち夫婦は、子どもの遊び場を整備しようと意見が合致して、タイヤの遊び場を作りました。
これは作って正解。
大人も子ども時代を思い出して、ついついピョンピョンと飛び跳ねたくなる最高の遊具ができたのでした。
他にも、作業中必須となる「トイレ」。
こちら自宅でも使っているコンポストトイレを応用して、新しいものを新居建設地にもDIYで作りました。
屋根は杉皮と真竹を使っていて、あるものでDIYをした、低コストで完成したコンポストトイレです。
これで、私たちを含め、助っ人で来てくださった方にも快適な排泄環境ができて、ホッと一安心。
他にも、新居では在来工法と伝統工法を掛け合わせたような、専門職の方から見たら「は!?!?」と思うようなことも多々やっちゃってるようなことをやりますが、その中のひとつが土壁。
土壁とは日本の伝統的な壁塗りですが、その下地として使われてきたのが「真竹」で編んだ竹小舞。
その竹小舞で使う真竹は、使用する1年前には伐採して乾燥しておくことで、虫が入らなくなるとのことで、昨年の11月の新月にはその伐採もしていました。
作業小屋も今年の寒いうちに作りたいなと考えており、それは現在準備中。
そろそろ母屋を建てる場所の測量をしないといけない段階にきており、いよいよ具体的にやることリストを作って、ひとつずつこなしていかないといけないところにきています。
家づくり、家を建てるまでも大変で、家づくりなんてもはやボーナスステージ的な事柄に見えて仕方ないけれど、いざ建て始めると、家の完成なんてほど遠く、ゴールが近づいたと思えば、どんどん離れていくみたいな感覚になるのだろうなと、ぼんやり想像しています。
いずれにせよ、確実に前には進んでいるので、夫婦で力を合わせて頑張りたいと思います。実は、年末に結婚生活6年間の中でいちばん激しい夫婦喧嘩(冷戦)があったのですが、そこを乗り越えた今は、この人となら自分たちが思う「いい家」が建てられるという確固たる自信ができたので、ワクワクです。
どうぞ引き続きあたたかく見守っていただけたら幸いです。
近々、トイレづくりの様子もYouTubeにアップしますので、お楽しみに!
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