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世界でたったひとつの「煙突瓦」が屋根に乗った日。
新居で暖をとるために導入を考えている「メイスンリーヒーター」。
レンガを使って自作する、簡単に言うと蓄熱式の薪ストーブです。このメイスンリーヒーターのビルダーの方が国内にもいて、その方が数年前に能登でメイスンリーヒーターづくりのワークショップを開催されていたことを知った夫は、1週間かけてその作り方を学びにいきました。
メイスンリーヒーターの詳細はこちら☟
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実際に触れて、作って感じたのは「このヒーターをうちにも導入したい!」ということでした。費用もそれなりにかかるものの、今後の暖房費を考えても、自分たちの暮らしにおいてあってほしいものと捉え、ゆくゆくはそのビルダーの方に協力をお願いして、製作ワークショップもできたらと考えています。
そんな暖房器具の導入のために必要なのが、煙突。
高知市の村山瓦さんの指導、サポートのもと、完成となっていた瓦屋根。そこに煙突を抜こうと思うと、果たしてどうしようか?と悩んでいたところ、村山さんからの提案で「煙突瓦」という存在を知りました。
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この煙突瓦は特注品で、村山さんを通して購入させてもらいました。
大きな布に包まれて、広げてみるとついつい「おぉ〜!」と声を出したくなるほどかっこいい。
唯一無二な感じが漂う(実際そうなんですが)、その雰囲気がなんとも愛着が湧いて、瓦屋根の最後の仕上げ作業には最高でした。
とはいえ、まだ煙突も決まっていなければ、メイスンリーヒーターの予算確保もできていないので、急ぐべきは家全体の完工です。
そちらの予算さえも怪しいので、まずは煙突瓦もせっかく新居にきてくれたものの、仮設置という形となりました。
しかし、この位置出しも素人には難しく、どうしようと夫のバタも悩んでいたので、この位置出しから仮設置の作業までを村山さんと一緒にできたのは心強く、ありがたいのでした。
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さらには煙突瓦に煙突を通すだけではもちろん雨漏りするので、それらが接するところには金属板でスカートのような形状に加工したものを設置する必要があります。
他にもコーキングしたほうがいい箇所も教えていただき、煙突施工のイメージがだいぶできたようでした。
詳しくはYouTube「セイカの暮らし便り」の方でも、煙突瓦施工に関する動画を更新しているので、こちらも合わせてぜひご覧ください。
その後、土壁の下地となる「竹小舞」が編み終わったので、次なる作業を行うためにサッシや窓の調達をしました。
これらは予算削減のために、夫・バタがヤフオクの画面とにらめ合いっこしながら、落札しました。
落札したものはたいてい配送ではなく、直接引き取りになるため、夏休み中の息子との旅行を兼ねてだったり、普段デートの「デ」の字も見えない私たち夫婦の暮らしですが、久しぶりの夫婦ドライブデートも兼ねて、引き取りの旅へ。
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そうして、必要なサッシや窓も8割ほどは揃い、残すところは新品購入しかないかなと思って、注文をしようというところです。
ひとまず手元にあるサッシを設置すべく、現在、夫・バタが奮闘中!
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その合間に私はできることをと思いながらも、草刈機の調子がイマイチで草も刈れないし、唯一できることであるフローリングの釘抜きをしています。
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これも地道な作業で途方に暮れる感じですが、でも誰かがやらなくてはいけない仕事…。
ということで、自分たちが選んだ道ではあれど、引き続き、1歩ずつ進んでいきます!
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